ノロウイルス感染対応マニュアル―あじさい荘における拡大抑止の考え方とテクニック の感想
参照データ
タイトル | ノロウイルス感染対応マニュアル―あじさい荘における拡大抑止の考え方とテクニック |
発売日 | 販売日未定 |
製作者 | 鳥海 房枝 |
販売元 | 雲母書房 |
JANコード | 9784876722297 |
カテゴリ | ジャンル別 » 社会・政治 » 社会学 » 社会学概論 |
購入者の感想
ノロ対策でマニュアルを作る必要があり、購入しました。
「拡大抑止の考え方とテクニック」という単語に惹かれて買いましたが、実践面では、既知のものが多かった。どこの施設でも多かれ少なかれこの程度のことはやっているとおもいます。
感染の広がりを一覧にするなどの方法も、参考にはなりますが、目新しくは感じられませんし、決定打とも思えません。
こうした情報を期待して購入するのは、無駄だと思います。
この本で良いと感じたのは、「高齢者施設が社会に開かれたものである以上、必ず感染症は入る。それでも開かれた施設を目指し続ける」(表現はこの通りではありませんが)という考え方がハッキリと打ち出されているところです。しかも、この本を出版するきっかけとなったノロ流行では命を落とした方もいるのに、それを受けた出版物で社会に対してこうした考え方を明示していることは、背筋が伸びる思いでした。
したがって、感染対応マニュアル、ではなく、施設とは何か、という考察としては良い本だと思います。もっともその部分は短いのですが。
「拡大抑止の考え方とテクニック」という単語に惹かれて買いましたが、実践面では、既知のものが多かった。どこの施設でも多かれ少なかれこの程度のことはやっているとおもいます。
感染の広がりを一覧にするなどの方法も、参考にはなりますが、目新しくは感じられませんし、決定打とも思えません。
こうした情報を期待して購入するのは、無駄だと思います。
この本で良いと感じたのは、「高齢者施設が社会に開かれたものである以上、必ず感染症は入る。それでも開かれた施設を目指し続ける」(表現はこの通りではありませんが)という考え方がハッキリと打ち出されているところです。しかも、この本を出版するきっかけとなったノロ流行では命を落とした方もいるのに、それを受けた出版物で社会に対してこうした考え方を明示していることは、背筋が伸びる思いでした。
したがって、感染対応マニュアル、ではなく、施設とは何か、という考察としては良い本だと思います。もっともその部分は短いのですが。