起動プログラム ブート・ローダ入門─クロックの初期化や外部メモリの設定からOSの起動まで TECH I シリーズ (TECH Iシリーズ) の感想
参照データ
タイトル | 起動プログラム ブート・ローダ入門─クロックの初期化や外部メモリの設定からOSの起動まで TECH I シリーズ (TECH Iシリーズ) |
発売日 | 販売日未定 |
販売元 | CQ出版 |
JANコード | 9784789849913 |
カテゴリ | ジャンル別 » コンピュータ・IT » プログラミング » ソフトウェア開発・言語 |
購入者の感想
この本の内容紹介にあるように、OSが起動する前に,システムを初期化するプログラムが『ブート・ローダ』と呼ばれるプログラムである。μITRONやLinuxなどのOSもこのブート・ローダがなければ動かない。そして、このブート・ローダは、CPUの初期化、ROM・RAMの使い方、など少し特別な領域のスキルを必要とする。
本書は、ブート・ローダに関する基礎を学ぶ本ではなく、いろいろな種類のCPUのブート・ローダの作り方を集めた本であると考えた方が良い。R8C、SH、V850、ARMなどの初期化に関する解説、RedBoot、Das U-Boot、ipl+g、YAMONなどのブート・ローダに関する解説が載っている。基本的には、これらの独立した記事の寄せ集めである。寄せ集めではあるが、この種の技術を集めた本はあまりないので、そういう意味では貴重な本である。
ブート・ローダの中身をじっくり勉強したい人には12ステップで作る組込みOS自作入門で勉強してから、本書を読めば、よく理解できると思う。
本書は、ブート・ローダに関する基礎を学ぶ本ではなく、いろいろな種類のCPUのブート・ローダの作り方を集めた本であると考えた方が良い。R8C、SH、V850、ARMなどの初期化に関する解説、RedBoot、Das U-Boot、ipl+g、YAMONなどのブート・ローダに関する解説が載っている。基本的には、これらの独立した記事の寄せ集めである。寄せ集めではあるが、この種の技術を集めた本はあまりないので、そういう意味では貴重な本である。
ブート・ローダの中身をじっくり勉強したい人には12ステップで作る組込みOS自作入門で勉強してから、本書を読めば、よく理解できると思う。