靖国参拝の何が問題か (平凡社新書) の感想

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参照データ

タイトル靖国参拝の何が問題か (平凡社新書)
発売日2014-08-18
製作者内田 雅敏
販売元平凡社
JANコード9784582857467
カテゴリ人文・思想 » 宗教 » 神道・祭祀 » 神道

購入者の感想

靖国神社の思想背景の骨格が「太平洋戦争を聖戦とみなす」ことにあり、「靖国参拝」は、現時点の歴史認識を修正することにつながるという事が良く理解できるよう、書かれている。

 本書は、首相や閣僚による靖国神社参拝を批判する立場の弁護士が書いた本です。
 靖国問題は、日本人にとってもどう考えるか難しい問題であり、さらに中国や韓国からの批判によって国際的な問題にもなっています。

 私は、どちらかというと右寄りの人間であり、「軍事力による中国の膨張政策には断固として対峙すべし」、「韓国のパク・クネ大統領等の嫌日には憤りを覚える」という人間で、これまでは「靖国参拝のような国内問題へ内政干渉するのは許せない」と思っていました。
 そして、そのような考え方から、あまり靖国神社そのものについて深く考えることなく過ごしてきたのですが、本書を読んで、そのような単純な考え方ではなく、「日本人として靖国問題をどう考えるべきか」をよく考えてみる必要を感じました。

 私にとっては著者の主張には反発する部分も多かったのですが、それでも再考すべき論点がいくつも記述されています。
 私のような右寄りの人間こそ、一度本書を読んでみる必要があるかもしれません。

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