パジャマな彼女。 1 (ジャンプコミックス) の感想
参照データ
タイトル | パジャマな彼女。 1 (ジャンプコミックス) |
発売日 | 2012-06-04 |
製作者 | 濱田 浩輔 |
販売元 | 集英社 |
JANコード | 9784088704623 |
カテゴリ | 本 » ジャンル別 » コミック・ラノベ・BL » コミック |
購入者の感想
絵が綺麗で見やすいです。ヒロインたちも可愛い。
ですが、この一巻目、つまり物語の導入部分で「作者は何がしたいのか」がわかりませんでした。
まくらが目を覚まさない理由も、なぜ主人公だけが触れるのかも、なぜパジャマ姿の時だけ服も消えるのかも、理由を全部放置。読者の疑問を解消するそぶりも全くなく導入が終わる。
雪姫はなぜ主人公に好意を持つ(ように思われる)行動をするのか。正直、最初の数話で主人公に魅力が全く感じられない。好意を持たれる理由が検討もつかないので、キャラ達に感情移入が全くできない。
これは推測ですが、作者は「連載をどうしても長く持ちたいゆえに、他人の意見を聞き過ぎた」のではないでしょうか。作者は以前、バスケ漫画の「どがしかでん!」を十話ちょいで打ち切りを食らっています。
再び連載枠を持ち、今度こそ人気漫画にしたいと考え、ストーリー作成時に編集の意見を丸呑みしてしまったのかもしれません。
それがこの漫画の至るところに散りばめられた、お色気シーン。編集からお色気を入れることを勧められたのか。しかし、いくらなんでも多すぎる。お色気シーンにコマを割き過ぎたのも、ストーリー展開を遅らせた一つの原因。これだけ頻繁に入れたら、「そんなのいいから先に進めよ」と思わざるを得ませんでした。
結局、「作者は何をこの漫画の中心に置きたいのか」がブレブレ。
まくらが目を覚まさない理由を解き明かして行きたいのか?→原因や情報が欠片も明かされず。
それとも、三角関係を綿密に書いて行きたいのか?→女の子が主人公を好きになる理由がわからず。
それともただお色気シーンを書きたいのか?→じゃあ目を覚まさないとか凝った設定いらないよね。
と、人気を取りたいゆえに色々つまみ食いして、結局どれも中途半端のまま導入終わり。次の巻をを読みたい、という気にはなれませんでした。
作者が最初から「これを中心にする!」としっかり決めていれば、もっと良くなったと思います。勿体無い。
ですが、この一巻目、つまり物語の導入部分で「作者は何がしたいのか」がわかりませんでした。
まくらが目を覚まさない理由も、なぜ主人公だけが触れるのかも、なぜパジャマ姿の時だけ服も消えるのかも、理由を全部放置。読者の疑問を解消するそぶりも全くなく導入が終わる。
雪姫はなぜ主人公に好意を持つ(ように思われる)行動をするのか。正直、最初の数話で主人公に魅力が全く感じられない。好意を持たれる理由が検討もつかないので、キャラ達に感情移入が全くできない。
これは推測ですが、作者は「連載をどうしても長く持ちたいゆえに、他人の意見を聞き過ぎた」のではないでしょうか。作者は以前、バスケ漫画の「どがしかでん!」を十話ちょいで打ち切りを食らっています。
再び連載枠を持ち、今度こそ人気漫画にしたいと考え、ストーリー作成時に編集の意見を丸呑みしてしまったのかもしれません。
それがこの漫画の至るところに散りばめられた、お色気シーン。編集からお色気を入れることを勧められたのか。しかし、いくらなんでも多すぎる。お色気シーンにコマを割き過ぎたのも、ストーリー展開を遅らせた一つの原因。これだけ頻繁に入れたら、「そんなのいいから先に進めよ」と思わざるを得ませんでした。
結局、「作者は何をこの漫画の中心に置きたいのか」がブレブレ。
まくらが目を覚まさない理由を解き明かして行きたいのか?→原因や情報が欠片も明かされず。
それとも、三角関係を綿密に書いて行きたいのか?→女の子が主人公を好きになる理由がわからず。
それともただお色気シーンを書きたいのか?→じゃあ目を覚まさないとか凝った設定いらないよね。
と、人気を取りたいゆえに色々つまみ食いして、結局どれも中途半端のまま導入終わり。次の巻をを読みたい、という気にはなれませんでした。
作者が最初から「これを中心にする!」としっかり決めていれば、もっと良くなったと思います。勿体無い。
幼馴染の女の子がお化けになっちゃって、これからどうしよう・・・というお話。
ストーリーはさほど珍しくありませんが、
見所は印象的な風景とキャラの心理描写です。
ひまわり畑、砂浜、静かな街並み。
ちょっとしたことで喜んだり、悲しんだり、どぎまぎしたり。
それが、お化けになったことへの不安と相まって
何とも言えない儚さを感じさせてくれます。画力の高さも生きています。
幼馴染のまくらちゃんは、主人公・計佑にしか見えない、というのも良いですね。
二人のやりとりは、二人だけの世界ですから。
願わくば週刊誌という打ち切りの戦場に飲み込まれず、
きれいに終わってほしいと思います。☆5つです。0
ストーリーはさほど珍しくありませんが、
見所は印象的な風景とキャラの心理描写です。
ひまわり畑、砂浜、静かな街並み。
ちょっとしたことで喜んだり、悲しんだり、どぎまぎしたり。
それが、お化けになったことへの不安と相まって
何とも言えない儚さを感じさせてくれます。画力の高さも生きています。
幼馴染のまくらちゃんは、主人公・計佑にしか見えない、というのも良いですね。
二人のやりとりは、二人だけの世界ですから。
願わくば週刊誌という打ち切りの戦場に飲み込まれず、
きれいに終わってほしいと思います。☆5つです。0