秘本三国志〈2〉 (中公文庫) の感想
参照データ
タイトル | 秘本三国志〈2〉 (中公文庫) |
発売日 | 販売日未定 |
製作者 | 陳 舜臣 |
販売元 | 中央公論新社 |
JANコード | 9784122051393 |
カテゴリ | 本 » ジャンル別 » 文学・評論 » 歴史・時代小説 |
購入者の感想
本書では董卓が天子を奪い権力を独占するも、呂布に裏切られるところまでが描かれている。
反董卓連合などが離合集散しながらいよいよ曹操、孫堅らの英雄がそれぞれに活躍し始める。
また曹操軍といえば青州兵が有名だが、曹操と青州黄巾軍との仲介を五斗米道の教母が果たす
など、単にその歴史的事実を見ると一見違和感のあることも事実と創作で上手くつなぎ合わせ
ている。
史実と史実の間にある、現代へは伝えられていない部分を作者はたくみに洞察し、説得力の
ある物語を紡ぎだし作者の想像力には畏敬の念を禁じえない。
反董卓連合などが離合集散しながらいよいよ曹操、孫堅らの英雄がそれぞれに活躍し始める。
また曹操軍といえば青州兵が有名だが、曹操と青州黄巾軍との仲介を五斗米道の教母が果たす
など、単にその歴史的事実を見ると一見違和感のあることも事実と創作で上手くつなぎ合わせ
ている。
史実と史実の間にある、現代へは伝えられていない部分を作者はたくみに洞察し、説得力の
ある物語を紡ぎだし作者の想像力には畏敬の念を禁じえない。