曹操―三国志の奸雄 (講談社学術文庫) の感想
参照データ
タイトル | 曹操―三国志の奸雄 (講談社学術文庫) |
発売日 | 販売日未定 |
製作者 | 竹田 晃 |
販売元 | 講談社 |
JANコード | 9784061592209 |
カテゴリ | ジャンル別 » 文学・評論 » 詩歌 » 漢詩 |
購入者の感想
曹操の人生はもちろん、戦乱直前の後漢(曹操の祖父・曹騰が活躍していた頃)、曹操の遺した詩(全てではないですが)を紹介・解説しています。
「演義」では悪役扱いされている曹操ですし、実をいうと「正史」で彼が実際にやってきたことも残虐であることは否めません。
しかし彼の詩を読むと、覇者・王者たる人は常に孤独の中を戦ってきたということが分かります。
戦乱の世で勝ち残る人は、多少の非情さや思い切りがないと覇者にはなれなかったのだろうか、と考えさせられます。
竹田氏の解説は資料の扱い方・引用場所も適切で、大変分かりやすいと思います。
曹操のことをもっと知りたい、という方にはおすすめの一冊です。
「演義」では悪役扱いされている曹操ですし、実をいうと「正史」で彼が実際にやってきたことも残虐であることは否めません。
しかし彼の詩を読むと、覇者・王者たる人は常に孤独の中を戦ってきたということが分かります。
戦乱の世で勝ち残る人は、多少の非情さや思い切りがないと覇者にはなれなかったのだろうか、と考えさせられます。
竹田氏の解説は資料の扱い方・引用場所も適切で、大変分かりやすいと思います。
曹操のことをもっと知りたい、という方にはおすすめの一冊です。