迷ったら、二つとも買え! シマジ流 無駄遣いのススメ (朝日新書) の感想
参照データ
タイトル | 迷ったら、二つとも買え! シマジ流 無駄遣いのススメ (朝日新書) |
発売日 | 2013-06-13 |
製作者 | 島地勝彦 |
販売元 | 朝日新聞出版 |
JANコード | 9784022735096 |
カテゴリ | ジャンル別 » 人文・思想 » 倫理学・道徳 » 倫理学入門 |
購入者の感想
お金の使い方を論じつつ、生き方論になっている名エッセイ。
この著者は、よい品があったら、すぐに買えとすすめる。
この人は、おしゃれグッズや文房具だけでなく、
人間に対しても、出会いをとても大切にしている人だ。
だから二度目はないから、迷ったら2つとも買えという箴言が出てくる。
この著者の本は何冊か読んだが、非常に好奇心が旺盛な人で、かつ、
人づきあいを大切にし、また人に好かれる体質の人であるようだ。
この本の中でも、「人に金を貸すな、与えてしまえ」と今東光大僧正に言われ、
実際に実践してくる話が出てくる。
一見、ただの「お洒落や身の回りのものに金を使え」というだけの話になりそうだが、
このエッセイを読むと、それだけでなく、生き方を語っているのだとよくわかる。
また、「人には奢れ」という話も説得力があった。
ただひとつだけ言うと、貯金はいつも二ケタ万円であとは使ってしまうとか、
そういうところだけを真似しないほうがいいと思う。
この著者は、運も縁もあったが、実力もずば抜けていたはずで、
短絡的に真似をしても、いいことがあるわけでもあるまい。
あこがれて、自分で考えて、自分なりのお洒落、こだわりを持つことこそ、
この著者ののぞむところだろう。
お洒落の話から生き方の話まで、退屈させない、
味わい深い、大人の男のエッセイである。
この著者は、よい品があったら、すぐに買えとすすめる。
この人は、おしゃれグッズや文房具だけでなく、
人間に対しても、出会いをとても大切にしている人だ。
だから二度目はないから、迷ったら2つとも買えという箴言が出てくる。
この著者の本は何冊か読んだが、非常に好奇心が旺盛な人で、かつ、
人づきあいを大切にし、また人に好かれる体質の人であるようだ。
この本の中でも、「人に金を貸すな、与えてしまえ」と今東光大僧正に言われ、
実際に実践してくる話が出てくる。
一見、ただの「お洒落や身の回りのものに金を使え」というだけの話になりそうだが、
このエッセイを読むと、それだけでなく、生き方を語っているのだとよくわかる。
また、「人には奢れ」という話も説得力があった。
ただひとつだけ言うと、貯金はいつも二ケタ万円であとは使ってしまうとか、
そういうところだけを真似しないほうがいいと思う。
この著者は、運も縁もあったが、実力もずば抜けていたはずで、
短絡的に真似をしても、いいことがあるわけでもあるまい。
あこがれて、自分で考えて、自分なりのお洒落、こだわりを持つことこそ、
この著者ののぞむところだろう。
お洒落の話から生き方の話まで、退屈させない、
味わい深い、大人の男のエッセイである。
長いものに巻かれ、備えあれば憂いなしの退屈な大人コドモが多すぎる昨今において、痛快きわまる御仁のコラム。どうせ一度の人生、やりたいことをやるべきだ!こうじゃないと!