灘高キムタツの東大英語ライティング&グラマー (英語の超人になる!アルク学参シリーズ) の感想

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タイトル灘高キムタツの東大英語ライティング&グラマー (英語の超人になる!アルク学参シリーズ)
発売日販売日未定
製作者木村 達哉
販売元アルク
JANコード9784757411203
カテゴリジャンル別 » 人文・思想 » 教育学 » 一般

購入者の感想

東大の英作文が難しいと考えるのはまちがいである。換言すれば、受験者が勝手に難しいと思いこんでしまい、そのことが精神的負荷になってしまうためによい結果に結びつかないということはありうるということである。東大の英語がもし難しいとすれば、それは時間が足りないという物理的原因から来るもののであり、個々の問題自体が難問・奇問であるということでは決してない。

英作文攻略のカギは、いかにシンプルな英語で表現できるかである。東大を受験する人たちは、本番までに「かっこよく書きたい」という自我をいかに抑制し、問題の指示にいかに忠実に従っていくかを念頭において、繰り返し英文を書く訓練をしなければならないということである。本書はそのための一助になりうるといってよい。

著者は、東大の英作文を「説明文/会話文完成問題」「意見記述問題」「内容説明問題」「図表・イラスト説明問題」の4パターンに分類している。この分類パターンを意識するだけでも有益なはずだ。それは戦略を持って試験に臨むという勝利の方程式の一環である。また、お馴染みのストラテジーの章では、「書く前に必ずメモをとって自分の考えを整理する」や「自身のある表現のみを使う」という英作文における超基本事項が紹介されている。

最後にひとこと。東大英語の素晴らしさは、たとえ東大に合格できなくても、そのために努力したことが決して無駄にはならず、他大学に行った後も受験生たちの栄養分となりうるという点に集約される。

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