サントリー対キリン の感想

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タイトルサントリー対キリン
発売日販売日未定
製作者永井 隆
販売元日本経済新聞出版社
JANコード9784532319601
カテゴリジャンル別 » ビジネス・経済 » 産業研究 » 食品

購入者の感想

 著者と同年代の自分には、とても楽しい本だった。
20代後半にアサヒスーパードライが発売された。苦味が強いキリンラガーを標準としていた
世間の常識からすると、すっきりした不思議なビールだった。そのビールが天下を取った。
キリンがシェア争いで敗れた。そんな下克上がビール業界で、起きた。その辺のおさらいもできる。
本書を読んで、キリンとサントリーの違いを改めて知った。出自、カルチャーがこれほど違う会社
が経営統合を協議する席に着いただけでも奇跡だったのかもしれない。その為されたかった高みを
目指してか、サントリーは今年、ビーム社を買収した。
 思えば遠くへ来たもんだ、日本の会社も…。
真の世界一をめざしている企業は、自分が毎日のように消費しているビールや缶ハイボール、
チューハイ、ウィスキーを製造販売している会社だった。
 その頑張りに乾杯だ!

ビール業界トップにいたキリンビールは、たった一つの商品、アサヒスーパードライでその座から滑り落ちた。創業家が経営の中枢にいるサントリーはかつて、サラリーマン社長が定期的に交替していくそのキリンと経営統合を計画していたことがあった。その事実が私たちの目の前に広がる前に、業界ウォッチャーのいったいだれがそんなことを想像していただろうか。両社のトップから、現場のサラリーマンまで登場する本書は2014年現在の業界案内書であり、サラリーマン社会の人間模様を描いたドキュメントでもある。。これから社会人になる人から現役サラリーマンまで、ためになる内容がたくさん詰まっていた。

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日本経済新聞出版社から発売された永井 隆のサントリー対キリン(JAN:9784532319601)の感想と評価
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