OS XとiOSのためのOpenCV環境構築ガイド の感想

メインの著者は学生に教えるつもりで書いたのだろうか？それとも読者を馬鹿にしているのだろうか？

最初の方、本の通りにやっても肝心要のライブラリのインストールすらできない。その後のサンプルもビルドすらできない。

そして途中に書いてあるコラムにプッツン。「この本でも、少し丁寧すぎるかもしれない…（中略）…自力でエラーを出しながらおぼえていくことで本当に自分のものになると考えるのは、著者だけでしょうか。」はい、著者だけです。

自分で一つ一つ理解しながら進んでいって、壁に当たって自力で解決していけば自分のものになります。ところがこの本はわざとなのか校正ミスなのか著者がいい加減に書いただけなのか無能なだけなのか、まともな手順が全くない。だからエラーが起こっても何がなんだかさっぱりわからない。しかもこの著者、いけシャーシャーと「エラーをよく読込めば自力で解決できます」って、本当に確認したのだろうか？！少なくてもこの一文が書いてある場所では、エラーメッセージの読み込みだけでは絶対に解決できませんでした。

しかも今の時代ネットで探せば簡単に解決できるみたいなことが書いてあって、だったらこの本はなんのためにあるのだろう？

著者が言うようにエラーを自力で一つ一つ解決していける、時間と余裕とかなりの前提知識がある人には良い本かもしれませんが、実務で必要な人には時間と金の無駄です。ホント、金返せ！0