イカはしゃべるし、空も飛ぶ―面白いイカ学入門 〈新装版〉 (ブルーバックス) の感想
参照データ
タイトル | イカはしゃべるし、空も飛ぶ―面白いイカ学入門 〈新装版〉 (ブルーバックス) |
発売日 | 販売日未定 |
製作者 | 奥谷 喬司 |
販売元 | 講談社 |
JANコード | 9784062576505 |
カテゴリ | ジャンル別 » 科学・テクノロジー » 生物・バイオテクノロジー » 動物学 |
購入者の感想
イカに関して、いつも興味深く思い出すのは、NHKの名ディレクターだった吉田直哉氏のエッセイ『森羅映像』(文藝春秋刊)に収められているライアル・ワトソンとのイカをめぐっての会話である。
ワトソン博士は言う。
・イカの複雑で進化した眼。
・巨大な神経系、しかし単純で原始的な脳。
・機動性そのものの体。
そのイカで世界中の海にあまねく存在し、大移動していることを指摘して、
「イカの眼はイカ自身のためにあるのではなく、ある巨大な存在のための優れたセンサーとして働いているのではないか」
そして、ひょっとすると……
「地球外の生命のためのセンサーだったら、大変なことだ」
さすがワトソン先生の真骨頂!(だから彼はイカだけは食べなかったらしい)
おや? これじゃ『森羅映像』のレビューじゃないか!w
いえいえ、そういう基礎知識を得るためにも最も分かりやすいイカの案内書が本書なのである。
ワトソン博士は言う。
・イカの複雑で進化した眼。
・巨大な神経系、しかし単純で原始的な脳。
・機動性そのものの体。
そのイカで世界中の海にあまねく存在し、大移動していることを指摘して、
「イカの眼はイカ自身のためにあるのではなく、ある巨大な存在のための優れたセンサーとして働いているのではないか」
そして、ひょっとすると……
「地球外の生命のためのセンサーだったら、大変なことだ」
さすがワトソン先生の真骨頂!(だから彼はイカだけは食べなかったらしい)
おや? これじゃ『森羅映像』のレビューじゃないか!w
いえいえ、そういう基礎知識を得るためにも最も分かりやすいイカの案内書が本書なのである。