慰安婦問題世界の眼日本の声 (中公ムック) の感想

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タイトル慰安婦問題世界の眼日本の声 (中公ムック)
発売日2014-11-18
販売元中央公論新社
JANコード9784128001149
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購入者の感想

現在、慰安婦問題がどれだけ国際社会に間違った印象で根付いているかをリポートしている。
吉田清治の息子や、朝日新聞記者にまでインタビューを試みていて興味深い。

慰安婦問題は冤罪である。元はウソの証言。被害者たるオバアさんを疑うことは許されないという空気により証言の裏付け捜査は行なわれなかった。ウソの証言を元に史料が作られ報告書となり、国際社会に認知されていった。
近年、豪州や米国にて、中国系・韓国系住民による慰安婦像設置の動きが活発化した。
中国人や韓国人は移民しても固まって住みつながりが強い。そしてアメリカ人に支持されやすいように「人権問題」としてアピールし、日本叩き勢力網を広げていく。
彼らは対立を恐れず反日活動や政治に熱心だ。一方たいていの日本人は歴史に興味がない。反論する知識がない。我関せずと黙ってうつむくだけ。しだいに日本人は悪人という像ができあがり「おまえの祖先は強姦魔なんだってな」と子供がいじめにあうし差別されるようになるだろう。
これは問題先送りをしてきたツケなのだ。政治家も一般庶民も間違った歴史認識と国際感覚を持ち、事なかれ、知らんぷりしてきた。
虚実入り交じって複雑になってしまった慰安婦問題。
一度「悪」とレッテルを貼られると誤解を解くのは難しい。
私も何冊も本を読んだがどこから説明すればいいのかわからない。
しかし全日本人が今からでも慰安婦問題を学んで逐一反論しなければならないと思う。無関心やあいまいな態度はもう許されない。
祖先の名誉回復のために。子供の安全のために。

河野談話以来、韓国側は慰安婦問題を対日歴史外交の中核に位置づけた。
それは慰安婦問題が、女性の人権として、もっとも国際世論の関心を集めたからだが
そのために韓国側は、当初の吉田証言を大きく盛っている。

まず、慰安婦の被害者の数を二十万人だと言い出した。
この数字は当時の朝鮮半島の十五歳から二十五歳くらいまでの女性の三分の一くらいに相当し
現実にはありえない数字だが
韓国側はこれを史実と広めた。

慰安婦の待遇に関しても、国際世論の注目を集めるべく
慰安婦の大部分は、戦争直後に日本兵によって証拠隠滅のために虐殺されたと主張するし
さらに慰安婦の証言として、慰安婦を餃子にして食べた
何て証言も平然と主張している。

河野談話に縛られて、日本側が慰安婦問題を否定できない間に、韓国は国を挙げて
これを国際社会に広めた。
これは日本を貶める事で、アジアでの自らの地位が向上すると考えた韓国側の策略であり
究極的には戦後体制を破壊し
日本に永遠に敗戦国の地位に押し込め。そして永久に謝罪と賠償を行わせるためであり
そのために日米離間も策動していたようだ。

このように主張すれば、「まさか」と思う人もいるでしょうが
韓国側の複数の証言や、韓国政府の対応を考えれば、韓国の慰安婦問題で成そうとしたのは
これ以外には考えられない
さすがに過大すぎる希望だっただけに、結局、韓国側にも跳ね返ってきている節もあるが
それはそれとして、日本政府がこれまで手をこまねいた結果
ここまで悪化した事実は無視できない
朝日の誤報から始まった慰安婦問題は、国際紛争の火種ともなり
戦争にも結び付かないまで状況は切迫しているのが現状です
そのことは理解してほしい

世界で一番発行部数の多い読売新聞の取材班が慰安婦問題を丹念に調べ、詳細に解説しています。
朝日新聞が慰安婦問題をミスリードしたツケを、読売新聞や産経新聞が払わされているように感じるくらい、読売新聞や産経新聞が慰安婦問題の本質を報道しています。
本書を通して、慰安婦問題に関する世界の眼や日本側の主張などが手に取るようにわかります。
何故慰安婦問題がこんなに大きな問題となり世界に虚偽が拡散しているのか、朝日新聞記者を含む全ての国民がバイアスなく真摯に事実と向き合うには格好の書と言えます。

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