くろフェス! 黒子のバスケ オフィシャルファンブック (ジャンプコミックス) の感想

黒子のバスケの醍醐味といえば個性的なキャラクターたちだと思いますが
彼らの魅力が全面に推しだされたファンブックになっています。
登場頻度や人気度により差はありますが、作中登場した
ほぼすべてのキャラクターの情報が詰まっています。
ポジション別人気投票結果上位キャラのコスプレや四コマ漫画、ピンナップ、番外編漫画など描き下ろしも多く
絵的な意味でも見所満載でした。
上位者へのインタビュアーを主人公の黒子が務めることで会話も膨らんでおり
また違うキャラたちの一面が見れた気がしました。

ジャンプ系のファンブックというとごちゃごちゃして見づらい…というイメージを持っていましたが
今回は持ち手側すべてにインデックスがあり、見たい情報にすぐたどり着けて
見返すのがおっくうにならないつくりなのが良かったです。

個人的に面白かった記事はSLAM DUNK作者の井上雄彦先生との対談と
藤巻先生の裏話・単独インタビューでした。
SLAM DUNKも黒子のバスケも大好きなので、先生方がお互いの作品について…
とくに藤巻先生がリスペクトしている井上先生が黒子のバスケについて語られていたのは
いち読者の私でも嬉しかったです。
それぞれの先生方のお人柄や漫画家としての姿勢が窺えるとても見ごたえのある対談でした。
藤巻先生のインタビューについては衝撃的なお話も色々でてきているので、是非購入してその目で確認をしてくださいｗ

改めて、黒子のバスケ完結おめでとうございます　という思いと
12月からジャンプNEXTにて連載開始する番外編への期待が高まるファンブックでした。