失敗が教えてくれること の感想

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”失敗”って、かっこ悪くて恥ずかしいと思っていたのですが、この本を読んで、失敗から学ぶことは多く、
自分を高められるチャンスに繋がるのだと、前向きに捉えられるようになりました！

フィギアスケートの浅田真央選手が、バンクーバーオリンピックで、いかにしてショートの失敗から
フリーの素晴らしい成功へと気持ちを切り替えられたかなどについても載っていて、アスリートの世界だけでなく、
日常生活でも活かせる、とても為になる話ばかりでした。

特に、精神科医の先生が監修もされているということで、「失敗におびえる人間の心理」などについても
丁寧に分かり易く書いてあり、失敗におびえるという事がどういう事か認識できていれば、
むやみに失敗をおそれる必要はないのだなと、安心もできました。

社会人はもちろん、中学生、高校生にもぜひオススメです！
個人的には、受験前などに、先生や親から薦めてもらえたら嬉しい本だなと自分を振り返って思いました。

比較的失敗を許される若い時に、おそれずに様々な事にチャレンジをして、いっぱい失敗して学んでおけば良かったと
少し反省もしました(笑)

今は社会人として失敗は許されにくい歳になってしまいましたが、それでも色々なことにチャレンジしたいなと
思わせてくれる作品でした。

また、以下のように順序立てて話が展開しているので、とても分かり易く、文章も優しく語りかけてくれる感じなので、
心にも響く作品だと思います♪

プロローグ：人間は必ず失敗をする存在

第１章：そもそも「失敗」とは何なのか？

第２章：失敗に対する欧米の欧米の考え方

第３章：失敗しないことが成功なのではない

第４章：ときには、わざと失敗をしてみる

第５章：失敗からは学び、成功からは学ばない

最終章：想定の及ばない失敗にも備える