ウバールの悪魔 上 シグマフォースシリーズ0 の感想
参照データ
タイトル | ウバールの悪魔 上 シグマフォースシリーズ0 |
発売日 | 販売日未定 |
製作者 | ジェームズ・ロリンズ |
販売元 | 竹書房 |
JANコード | 9784812497340 |
カテゴリ | ジャンル別 » 文学・評論 » 文芸作品 » 英米文学 |
購入者の感想
一連のシリーズをマギからチンギスの陵墓まで読んでから、本作を読みました。
ファンの方々からすれば、邪道にも程がある読み方かも知れませんが、
何故かそうなってしまったんですね。
事情はさておいて、本作の読了後の感想は文句なしに★5個でした。
シリーズの柱のプロットである科学、謎、歴史がとても読みやすくわかりやすい。
そして登場人物の創り込みが巧みで全員が魅力的なんですね。
場面展開の頻度は適度で、それぞれのシーンの設定も秀逸です。
う~ん、こりゃシリーズ1作目としては、上出来だ!と言わざるを得ずで、
本作を読み始めてから、ファンにになった方は相当いるでしょうね。
面白いですよ!お薦めです!
ファンの方々からすれば、邪道にも程がある読み方かも知れませんが、
何故かそうなってしまったんですね。
事情はさておいて、本作の読了後の感想は文句なしに★5個でした。
シリーズの柱のプロットである科学、謎、歴史がとても読みやすくわかりやすい。
そして登場人物の創り込みが巧みで全員が魅力的なんですね。
場面展開の頻度は適度で、それぞれのシーンの設定も秀逸です。
う~ん、こりゃシリーズ1作目としては、上出来だ!と言わざるを得ずで、
本作を読み始めてから、ファンにになった方は相当いるでしょうね。
面白いですよ!お薦めです!
ジェームズ・ロリンズ、桑田健翻訳のアクション小説。原題は「Sandstorm」。「シグマフォース」シリーズの原点の作品です。
ペインター・クロウが主人公としてテロ組織を相手取って任務にあたります。博物館や船の上での激しい銃撃戦などがロリンズらしく緊張感溢れる描写がなされていて読み応えがありました。
歴史的な記述や科学的な説明が満載ですが、そういった知識がほとんど無い自分でもスラスラ読める程分かりやすく解説されて、翻訳されていました。
ペインター・クロウが主人公としてテロ組織を相手取って任務にあたります。博物館や船の上での激しい銃撃戦などがロリンズらしく緊張感溢れる描写がなされていて読み応えがありました。
歴史的な記述や科学的な説明が満載ですが、そういった知識がほとんど無い自分でもスラスラ読める程分かりやすく解説されて、翻訳されていました。
ロリンズの作品は、ある意味、米国の冒険小説やスパイ小説の最終段階ではないかと思えてなりません。この人が語る世界はどこまでも真実に近いものを、あるいは4,5年したら現実になりそうなものを描き出してくれますので、あぁ、なるほどと感心しつつ読み進めてしまします。いつも通勤時間に読んでますが、ついでにスマホで知らない地名を検索したり、画像を入手したり、結構楽しめますよ。クライブカッスラーのイントロに似た過去のある世界から物語が始まるところ、地球規模の考古学、物理学、歴史、政治、宗教等の断片を組み合わせて見事に過去の出来事を再現する手腕等、すごすぎると言いたい。本当は、日本の作家にもこんな作風の人が出てくることを願ってやまないのですが、どこか中途半端な作品になってしまうんですよね。まぁ、ブツブツ言ってもしょうがないし、ここはクロウ隊長からピアース隊長へ引き継がれていくシグマの活躍を楽しむことで納得しておきたいと思います。