The EFFECTOR BOOK Vol.26 (シンコー・ミュージックMOOK) の感想

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参照データ

タイトルThe EFFECTOR BOOK Vol.26 (シンコー・ミュージックMOOK)
発売日販売日未定
販売元シンコーミュージック
JANコード9784401640898
カテゴリ楽器別 » バンド » ギター » エレキギター

購入者の感想

今この期に及んでブラウンサウンドを扱うのはちょっと冒険が過ぎますね(笑)記事の内容より写真のマーシャル群が気になります。
EP-3のブースト機能ですが、EP-3は回路的には入力初段のFETでまず固定でブーストされます。そこからEcho Volumeに行くルート(ドライ側)と、Recording Levelトリマーを通してRecording Head側に行くルート以外に、Sustainノブを通ってEcho Volume(ウェット側)に行くルートがあります。Echo ONではこのRecording LevelのトリマーもSustainノブを通過するブーストされたドライ音に影響を与えるため、結果的にはエコーの返しだけでなくブーストされたドライ音も調整していると言えます。ただフットスイッチでEchoをOFFにしてしまえば、このRecording Levelトリマーを通るルートはキャンセルされるので、Echo ONの時だけこのトリマーの調整でブーストを調整出来ちゃうことになります。Echo OFF時はこのトリマーではなく、単にEcho Volumeでドライ音を上げることで、初段FETで増幅された分までブーストがかかる、という仕組みです。なのでどちらにしても「ブースト機能などない」というは間違いです。それは、インプットで無条件にFETによる増幅(ブースト)回路を通っているため本機の電源を入れないとドライ音すら出ないことからも分かります(笑)この記事は決して間違ってはいませんが少々言葉足らずな感はありますね。ただこの手の雑誌にそんな専門的なことをクダクダとは書かないでしょうし、まぁそこまでの情報を期待してる人もあまりいないでしょう。エディのサウンドと機材関係は既に出尽くした感がありますから、エディフリークか見ると同じ情報ばかりでウンザリするかもしれません。しかしブラウンサウンドを良く知らない世代にはなかなか平たく書いてあるし面白い本なのでは? ただどなたかもおっしゃてるように、エフェクトペダル1個でブラウンサウンドってのは苦しいオチかと。エフェクト一台でブラウンサウンド風くらいに考えて楽しんだら良いと思います。

ところどころに名前を連ねている方の記事がどうにもうさん臭く感じたので紹介されているHPを拝見しました
なんとプレイヤーでも音楽業界の方でもなく単なるアフィリエイターでした
ギターはお世辞にも上手いとは言えるレベルではなく初めて間もない初心者程度のスキル
何なのでしょう?
一般の雑誌記者か何かなのですか?
音楽雑誌にこの方の解説やレビュー記事を載せる理由が分かりません

EVHのサウンドの秘密としてエコープレックスに触れていますが
EP-3に所謂(日本人が想像するであろう)ブーストはありません。
文章内に出てくる「秘密のトリマー」は「レコーディングレベル」
であってインプットレベルではありません。レコーディングレベルを
上げても録音される音量が上がり、ディレイ音が大きくなるだけです。

海外アーティストが表現した「ブースト」と日本人が連想する「ブースト」は
異なる事、EP-3にブースト機能など無い事など、現代ではあちこちで
多く語られているにも関わらず、活字として残してしまう事に
嫌悪感と恐ろしさを感じます。

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