伝説の書I「勇者ヨシヒコと魔王の城」 (伝説の書 1) の感想

2011年に放送された●脚本・監督：福田雄一 ●主演：山田孝之によるTVドラマ『勇者ヨシヒコと魔王の城』の
福田雄一による、未映像化シーンも完全復元したノーカットシナリオ本。
この1冊で放送12回分のシナリオが全て入っています。
「魔王の城」のメインビジュアルを使用したセルロイドの豪華ｗスリーブケース入り。
大きさはDVDと同じ位のサイズなので、『勇者ヨシヒコと魔王の城 Blu-ray BOX』の横に並べてみたらイイ感じでした。

巻頭に、メインキャラクター6人を紹介した ◆キャラクター図鑑・6ページ（カラー）
魔王ガリアスや巨大ヒルなどを紹介した ◆魔物図鑑・2ページ（カラー）
いざないの剣や天女の羽衣などを紹介した ◆アイテム図鑑・3ページ（カラー）
メレブの呪文を紹介した ◆呪文図鑑・1ページ

が掲載されており、その後のページはシナリオ･･･という本の構成です。

シナリオ部分は単にシナリオを載せているだけでなく、
例えばシナリオ部分に「キラーコアラ」が出てきたらそのキラーコアラに関する豆知識のような情報や、
「カッパ」が出てきたら、そのカッパを演じたゲストの方のプロフィールなどが欄外に注釈として載っています。
ちょっとした撮影秘話なんかも載っていて、これらが大変面白く、また興味深く読めました。

こういうシナリオ本は初めて買ったのですが、（馬に乗る動きを上半身だけで撮る）なんて事も書いてあるんですねｗ
「シナリオって読んで楽しいか？」と購入前は思ってたのですが、福田雄一監督の書くシナリオは文字だけでも充分面白かったです。