Partners (Deluxe) の感想
参照データ
タイトル | Partners (Deluxe) |
発売日 | 2014-09-16 |
アーティスト | Barbra Streisand |
販売元 | Columbia |
JANコード | 0888750141620 |
Disc 1 : | It Had To Be You (w/ Michael Bublé) / People (w/ Stevie Wonder) / Come Rain Or Come Shine (w/ John Mayer) / Evergreen (w/Babyface) / New York State Of Mind (w/ Billy Joel) / I’d Want It To Be You (w/ Blake Shelton) / The Way We Were (w/ Lionel Richie) / I Still Can See Your Face (w/ Andreas Bocelli) / How Deep Is The Ocean (w/ Jason Gould) / What Kind Of Fool (w/ John Legend) / Somewhere (w/ Josh Groban) / Love Me Tender (w/ Elvis Presley) |
Disc 2 : | Lost Inside Of You (w/ Babyface) / I’ve Got A Crush On You (w/ Frank Sinatra) / I’ve Finally Found Someone (w/ Bryan Adams) / IWon’t Be the One to Let Go (w/ Barry Manilow) / Guilty (w/ Barry Gibb) |
カテゴリ | » ミュージック » ジャンル別 » ロック |
購入者の感想
ベテラン歌手のこのてのデュエットアルバムは21年前のフランク・シナトラの成功以来 近年もトニー・ベネットに初のNo.1をもたらすなどその時々の人気歌手との共演は大々的に取り上げられ、低迷する売上回復の起爆剤としては有効的な手法ですが、使い古されて食傷気味な感は否めません。バーブラには不要とも思われる企画ですが、そこは流石 これ迄のものとは一線を画しています。2人の敏腕プロデューサーは2年の歳月を費やし バーブラとの相性を考慮して、男声(性)歌手のみ収録数も僅かに12曲と量より質を重視した彼女のプライドが感じられるゴージャスなアルバムに仕上げました。1曲目のマイケル・ブーブレは彼のキャリアの中 1番の甘い声で、丁寧な歌い出しから「Let’s go!」「Ok!」の掛け声と共にスウィング感を増していく歌唱が素晴らしく「あなたでなければ…」と歌われる選曲もデュエットに向いています。48年前 2回目のTVスペシャル「カラー ミー バーブラ」の中でヴァースから美しい同曲を横たわりながら粘っこく歌っていた20代のバーブラもそうとうな出来なので聴き比べてみることをお薦めします。(DVDのみ収録)淀みなく突き抜けるヴォーカルは今の彼女にはない魅力です。2曲目 2011年のバーブラへのトリビュート ライブでも間奏にハーモニカを交えノリノリでこの「ピープル」を演奏していたスティービー・ワンダー。デビューも同じ年でリトルの頃からバーブラの歌が大好きだったそんな思いがリスペクトと共に伝わってきます。黒人男性歌手(計4名)の高めの声とバーブラの声は相性がイイです。3曲目のジョン・メイヤーはギターも声もセクシー。5曲目 ビリー・ジョエルの「ニューョークの想い」は 37年前 「ストライサンド スーパーマン」の中ではテナーサックスが効果的な粋で洗練されたNYのイメージでしたが、今回は大オーケストラをバックにきらびやかでハイソな大都会の雰囲気に、曲の終わりに挿入された会話とガーシュウィンの「ラプソディ イン ブルー」がよりNYぽさを演出しています。アルバム中 唯一の新曲でほっこりできるのがブレイク・シェルトンとの6曲目。テンポアップしてアコースティックギターで始まる7曲目