病の皇帝「がん」に挑む ― 人類4000年の苦闘 上 の感想
参照データ
タイトル | 病の皇帝「がん」に挑む ― 人類4000年の苦闘 上 |
発売日 | 販売日未定 |
製作者 | シッダールタ・ムカジー |
販売元 | 早川書房 |
JANコード | 9784152093950 |
カテゴリ | 暮らし・健康・子育て » 家庭医学・健康 » 家庭療法・医学 » ガン |
購入者の感想
私は80歳を過ぎるまでほぼ健康で、親族に誰もガンの経験者がなく、「俺はガンにはかからない」と自分で決めていたのです。ところが半年ほど前、たまたま人間ドックで超音波検査を受けたところ腎臓に腫瘍があると言われ、知り合いの泌尿科医の診断で腎臓ガンと宣告されて、3月程前二週間ほどの入院で腎臓の一部を切除し、現座はほぼ健康を回復して今後様子を見るようにと指示されています。
たまたま退院直後にこの本を発見し、少し骨が折れましたが一月程かけて上下2巻を通読し、この本の素晴らしさに感激しました。
著者はインド出身のまだ若い人のようですが、見事な構想力と筆力で四千年前から記録されたガンという不思議な病気について、歴史と自分の臨床経験を中心にしてガンという病気の見事な立体像を描いています。
そして私にわかったことは、
★ ガンとは人の生命活動それ自体の一部がほんの少し狂ったもので、誰でも、いつでもかかる可能性がある。
★ がんの治療のために医者は途方もない苦労をしてそれなりの成果は得られているが、その将来は決して容易ではない。
★ ガンにかかってもその状態に応じて患者と医師が共同して最善の努力をすることが必要で、決してあきらめてはいけない。
少し専門的な言葉がたくさんあって、現在の私の知識ではこの程度のことしか書けませんが、一般の方も専門の方もぜひ一度読まれることをお勧めします。
たまたま退院直後にこの本を発見し、少し骨が折れましたが一月程かけて上下2巻を通読し、この本の素晴らしさに感激しました。
著者はインド出身のまだ若い人のようですが、見事な構想力と筆力で四千年前から記録されたガンという不思議な病気について、歴史と自分の臨床経験を中心にしてガンという病気の見事な立体像を描いています。
そして私にわかったことは、
★ ガンとは人の生命活動それ自体の一部がほんの少し狂ったもので、誰でも、いつでもかかる可能性がある。
★ がんの治療のために医者は途方もない苦労をしてそれなりの成果は得られているが、その将来は決して容易ではない。
★ ガンにかかってもその状態に応じて患者と医師が共同して最善の努力をすることが必要で、決してあきらめてはいけない。
少し専門的な言葉がたくさんあって、現在の私の知識ではこの程度のことしか書けませんが、一般の方も専門の方もぜひ一度読まれることをお勧めします。