シマノ(SHIMANO) フィクセル リミテッド 300 HF-030F グレシアホワイト の感想

釣りメインですが、キャンプでも使えるかなと思い購入。
同じフィクセルシリーズのベイシスとリミテッドで迷い、サイズも220と300で迷いました。
220は釣具屋で現物を見ると中身が狭く、キャンプでの使用は無理。
釣りに使うにも氷を入れてしまうと小魚しか入りません。
値段もあまり変わらないので、大は小を兼ねるという事で300に決定。
ベイシスの保冷力でも十分だとは思いましたが、リミテッドの現物を見たら何とも言えない限りなく白に近い水色で見た目も綺麗でしたし、真夏に堤防に置くことや、冷えすぎて困る事もないので、リミテッドに。
重さは気になっていましたが、持ったまま歩きまわるわけではないので良しとしました。
肩掛けベルトを装着するには持ち手を外す必要があるそうですが、肩掛けベルトは不要。
というより、このサイズと重量で肩掛けは考えられません。
保冷剤Mサイズ４個を入れて炎天下の車に入れっぱなしで、24時間経過しても冷え冷え。
中に入れるバッカンも売ってますし、色々な釣りにお勧めです。
私はキャンプの他に、陸っぱりでチヌ、アオリイカ、ヒラメなんかを釣っていますがサイズは十分。
3000~5000円くらいのタイヤが2個付いたキャリーに乗せて堤防を歩いています。
何よりも中途半端な220にしなくて本当に良かった。

　同タイプの２２リットルモデルからの買い換えです。カタログにもある通り、底面と前後面の３面一体型真空パネルで保冷力は抜群です。夏場、気温３０度を超える晴れの日、出船前に船宿で貰った２０センチ角の氷塊が、自宅に帰った約１２時間後、目分量で８０％以上残ってます。もちろん船上ではボックスの開け閉めを何度も行っています。真夏でこれですから冬場ではほとんど溶けずに残っているのではないでしょうか？

　以前使っていた２２リットルモデルと違う部分ですが、容量もさることながら保冷能力も３０リットルモデルの方が勝ります。またフタの開け方ですが、天面に付いている取っ手を引き上げるだけでなく、フタ側面にある平型スイッチを押し込むことでも開けることができます。少し高めからフタを落とせば追加で押し込まなくてもガッチリ閉まってくれます。もちろん２２リットルモデル同様、フタは両方向から開けられますし、取り外しも容易です。またシマノ製クーラーの水栓はコックを９０度捻るだけで開けることができ、大変便利です。底面にはラバーグリップもあり、船の移動中にクーラーボックスがあちこち動いたりすることはありません。付属品としてショルダーベルトが付いていますが、大型ハンドルがあるので私は使っていません。

　また現在２回ほど釣りへ持って行っていますが、魚臭さが付くようなことはありません。素材に含まれた抗菌成分が効いているようです。

　２２リットルモデルに劣っている点があるとすれば、大きさ故、やや持ちづらいことと重いこと。それとインナートレイが付属していないことです。これはオプションでも買うことはできないので注意が必要です。私は２２リットルモデルでもトレイは使っていなかったので、不便は感じていませんが。

　しかし総合すると使い勝手の良い非常に有用なクーラーボックスだと思います。いざの時のための簡易保冷庫としても使えそうですしね。２万３０００円前後の価格であれば、同サイズのクーラーボックスでは文句なしのコストパフォーマンスを誇るモデルであると思います。

　クーラーボックスとしては高額になる商品でありますが、向こう１０年使うことを考えればそれほど高額ではないと思うので、是非ともオススメしたいですね。