FOSTEX フルレンジ FE103En の感想

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参照データ

タイトルFOSTEX フルレンジ FE103En
発売日2009-09-30
販売元FOSTEX
機種Not Machine Specific
JANコード4995090300030
カテゴリアクセサリ・サプライ » AVアクセサリ » スピーカーアクセサリ・パーツ » スピーカーパーツ

購入者の感想

もう初代103から数えて何個目になるかわかりません。1970年代後半~80年代くらいから自作スピーカーブームになったかと思いますが、その頃から基本的には変わらない素晴らしい音質ですね。

スピーカーコーンの素材、センターキャップの素材はいろいろとありますが、やっぱり普通の「紙」コーンが明るさ・分解能・ナチュラルさでは一番じゃないでしょうか。よく「フルレンジの良さは自然な音で定位が決まること」と言われますが、将にそれを体現しているユニットと思います。

但しFOSTEXのFEシリーズ全般に言えますが、低音は工夫しないと出ません。本当に出ません。出てはいますが中高域がレベルが高く良すぎて低域がよく見えない、と言うほうが的得ているでしょうか?
私は本機種で幾つもエンクロージャ(スピーカーボックス)自作しましたが、普通のバスレフ型では体積大きめに取り、かつ余程懇切丁寧に根気よく作らないと低音感が感じられません。ですから、やはり多くの方がおっしゃるようにBH(バックロードホーン型)で鳴らすのが一般的でしょう。ただ、これは私の体感上の話に過ぎないかもですが、BHではあまり音道長く取ると小音量では違和感があります。ユニット自体の力不足や音圧不足でホーンを十分ドライブ出来ていないのかもしれませんが、音道は1メートル程度に抑えたほうがスピード感があってよさげな気がします。この10㎝ユニットでも馬鹿でかいBHや音響迷路型を作ってローエンドも限りなく伸ばすのだ!という方もおられますが、その場合は上位機種(磁気強化型)にするか、中音量以上で鳴らすのが前提ではないでしょうか。ま、見た目は本格的でカッコいいですけどね。
また、そもそもが10㎝のユニットですから、あまり大きなエンクロージャでは設置の側面で問題があることも多々あるのでは。。

私は基本的に小音量でレスポンスの良さ活かした使い方しており、BHも欲張らず比較的小型のものを使っています。103用で売られている比較的廉価なBHキットとかがお手軽だし、一番良いかもしれませんね。仮にバスレフ型で作るにしても本機では大きめの箱が必要ですから、それと比較すると小型BHでもそんなにサイズ的に違いはありません。ブックシェルフ程度といっても過言ではありません。

FT96H、FE103en、JBL2268Hの3wayで作成しました。張りのある中音で満足です。
単体で鳴らすとやはり低域不足ですが繊細な音表現をしてくれます。特に女性ボーカルに向いていますね。
高音もそれなりに伸びるので+ウーファーで2Wayにしてもいいかもしれません。

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