MOE (モエ) 2015年 01月号 [雑誌] の感想

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参照データ

タイトルMOE (モエ) 2015年 01月号 [雑誌]
発売日2014-12-03
販売元白泉社
JANコード4910187870159
カテゴリジャンル別 » 雑誌 » アート・建築・デザイン » アート・デザイン

購入者の感想

まるごと1冊全部、羽海野せんせ。
と思ったら、後半は童話などの紹介もありました。
特集が、「羽海野チカ」せんせ、でした。

 羽海野チカ特集のMOE1月号、アマゾンでも転売屋が値段を倍額以上吊り上げて販売しています。
しかし、本屋に問い合わせたところ、現在重版をしているということなので、無理して転売屋に設けさせる必要はないです。

転売屋に金を払う前に本屋さんに予約しましょう!

本来雑誌全体のレビューをすべきところでしょうが、特集記事に惹かれて購入したので特集主体にレビューさせて頂きます。特集記事のタイトルは「羽海野チカをつくったもの」、特集に当てられたページは30ページあまり、雑誌全体の三分の一程度です。

まず羽海野さんの二大作品「ハチミツとクローバー」と「3月のライオン」の紹介。簡潔でありながらよくまとまっていました。特に「ハチクロ」が懐かしく感じられまた読み返したい気にさせられました。特集のメインは一万字インタビュー、羽海野さんは小さい頃から膨大な量の児童文学や絵本を読んでおられてそれが羽海野作品の原点なのだということがよくわかりました。ただ私はそういう分野には疎いのでただただ感心するだけでしたが、児童文学や絵本関係に詳しい方ならより深い理解と共感が得られると思います。

すごい!と思ったのは、羽海野さんが画を描く際に微妙に色合いを使い分けておられる絵の具や、中学時代以来描きためたネタ帳などが公開されていたことです。これだけのこだわりや小さなことの積み重ねがあの羽海野作品の繊細さや優しさを生み出しているだと、制作過程の一部に触れた気がしました。

もちろん羽海野さんの優しく楽しいイラストもふんだんに載っていて羽海野ワールド全開、ファンなら大満足でしょう。ブンちゃんファンのためにちゃんとミニコーナーもありますよ。全部紹介しきれないほどいろいろと楽しい企画があって、羽海野ファンにとっては永久保存版といえるでしょう。付録の「3月のライオン」一筆箋も素敵な仕上がりですし、綴じ込みシールも見ているだけでも楽しいです。羽海野ファンとしては必携ではないでしょうか。

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