ひなこまち (新潮文庫) の感想
参照データ
タイトル | ひなこまち (新潮文庫) |
発売日 | 2014-11-28 |
製作者 | 畠中 恵 |
販売元 | 新潮社 |
JANコード | 9784101461311 |
カテゴリ | 本 » ジャンル別 » 文学・評論 » 歴史・時代小説 |
購入者の感想
人形問屋平賀屋が、美しい娘ひとりを雛小町に選び、その面を手本にして雛人形を作ることに
なった。さあ大変!江戸中の若い娘は浮き足立った。ここで大儲けしたのは、娘たちに着物を
売る古着屋だった。だが、悪徳古着屋が現れて・・・。表題作「ひなこまち」を含む5編を収録。
「しゃばけシリーズ」第11弾。
表題作のほかに、人間の欲にまつわるできごとを面白くそしてちょっぴりせつなく描いた「ろくで
なしの船箪笥」、ばくが見た夢からひと騒動起こる「ばくのふだ」、河童がくれた薬玉で起こる
騒動を描いた「さくらがり」、ある夫婦の絆を描いた「河童の秘薬」がある。それぞれの話は
独立しているが、どこかでつながっている。微妙で絶妙なつながり加減だ。今回も味わいのある
話ばかりだったが、少々インパクトが弱いと感じたのは気のせい?仁吉や佐助の活躍もあまり
なかったような気がする。とはいえ、読んでいて心がほのぼのとするのはいつもの通り♪楽しい
作品だった。
なった。さあ大変!江戸中の若い娘は浮き足立った。ここで大儲けしたのは、娘たちに着物を
売る古着屋だった。だが、悪徳古着屋が現れて・・・。表題作「ひなこまち」を含む5編を収録。
「しゃばけシリーズ」第11弾。
表題作のほかに、人間の欲にまつわるできごとを面白くそしてちょっぴりせつなく描いた「ろくで
なしの船箪笥」、ばくが見た夢からひと騒動起こる「ばくのふだ」、河童がくれた薬玉で起こる
騒動を描いた「さくらがり」、ある夫婦の絆を描いた「河童の秘薬」がある。それぞれの話は
独立しているが、どこかでつながっている。微妙で絶妙なつながり加減だ。今回も味わいのある
話ばかりだったが、少々インパクトが弱いと感じたのは気のせい?仁吉や佐助の活躍もあまり
なかったような気がする。とはいえ、読んでいて心がほのぼのとするのはいつもの通り♪楽しい
作品だった。