日本版救急蘇生ガイドライン2010に基づく新生児蘇生法テキスト の感想

ガイドライン2010に対応した新生児蘇生法テキストの改訂版。
新しいガイドラインが出されて、すぐに出版されたところは、関係者の努力が伺える。
新生児蘇生を普及させたいという熱意がすばらしいのだと思う。

欠点をあげるとすれば、すばやく出版しようとしたせいだろうが、巻末付録のスライドが、実際の講習会でのスライドとは多少異なることか。
（これは前の版でもそうであったのだが…）

なんにせよ、新生児にかかわる産科、小児科、新生児科の医師、研修医のみならず、助産師、看護師必携の書であることは間違いない。