Roland ローランド 4チャンネルビデオミキサー V-4EX の感想
参照データ
タイトル | Roland ローランド 4チャンネルビデオミキサー V-4EX |
発売日 | 販売日未定 |
販売元 | ローランド |
JANコード | 4957054503208 |
カテゴリ | » 商品 » DJ/VJアイテム » デジタルDJ |
Roland ローランド 4チャンネルビデオミキサー V-4EX とは
480p処理、4チャンネル10入力/3出力のビデオ・ミキサー
4つのチャンネルに合計10種類の映像を入力し、最大3系統出力できる。
4チャンネルすべてにフレーム・シンクロナイザー(FS)を搭載し、切り替え時にノイズが乗らない。
タッチ・モニターで接続設定の変更を直感的に操作できるので、シーンにあわせて接続を変えていくようなパフォーマンスも可能。
映像エンジンは高画質480pで動作。SD映像も高画質に処理が可能。
HDMI対応
HDMI信号の入出力に対応。さらに、HDCPモードを使えばHDCPで暗号化された映像ソースの切り替え、合成が可能。
※1: Input1〜3は最大480p。Input4は最大1080pに対応するが、内部処理は480pで行われる。
※DVI-D信号を入力する場合は、HDMI-DVI変換コネクタを利用。
※コンテンツを商用利用するには、権利者の許諾が必要。
※HDCPモード時、HDMI出力のみ使用可能。RGB/コンポーネント出力、コンポジット出力、USB出力は使用できません。なお、HDMI出力に接続するディスプレイやプロジェクターは、HDCP対応のものが必要。
さまざまな信号に対応する端子とスケーラー
HDMI、コンポジット、RGB、S-ビデオを備え、デジタル、アナログの様々な入力ソースに対応。
出力信号もHDMI、コンポジット、RGBの各信号に対応。
※RGB、S-ビデオ入力はCH4のみ搭載。
※HDMIとRGBは最大WUXGA(1920×1200)までの信号を入力できる。
■スケーラー機能
入力CH4に“スケーラー”を搭載。480p以外の信号フォーマットを480pに変換する。
最終出力にも搭載し、HDMI端子とRGB端子は最大WUXGA(1920×1200)までアップコンバートして出力が可能。
タッチ・モニターで直感操作
タッチ・モニターを搭載し、画面にタッチするだけの直感操作を実現。
使い慣れたTバーに加え、エフェクトの操作もダイレクトに行える。
接続設定もタッチパネルで直感的に操作できる。
多彩なエフェクト
多彩なエフェクトを搭載。パフォーマンスに変化を加えられる。
■切り替えエフェクト
ミックス、ワイプなど256種類内蔵。
■ピクチャ・エフェクト
アフター・イメージやキー合成など148種類搭載。
音声対応
アナログ音声のソース機器を接続して、HDMI端子およびUSB端子から映像と音声を一緒に出力することが可能。
最大4フレームまでのオーディオ・ディレイを搭載し、リップシンクをとることができる。(オーディオ・エンベデッド)
USBストリーム出力
パソコンを接続して、ライブ配信やレコーディングが可能。Windows / Macともにドライバー・ソフトなしで動作が可能な、USB VIDEO CLASS / AUDIO CLASSに対応。
■対応フォーマット(固定) 解像度720×480ピクセル(29.97fps/Motion JPEG) 音声16ビット(48kHz/リニアPCM)
Video Capture for VR
PCで録画できる無償アプリケーション「Video Capture for VR」
Video Capture for VR は、V-4EX と USB接続した PC で、V-4EX から出力された映像/音声をキャプチャして、ファイルに保存することができる無償アプリケーション・ソフトウェア。
[主な機能]
・V-4EX/VR-5/VR-3から出力されたUSB出力の映像/音声をキャプチャできる。
・動画はMOV(Quick Time形式)で保存。
・静止画はBMPファイルとして保存。
※当ソフトウェアの動作にはV-4EXが必要。
※当ソフトウェアはMicrosoft Windows Vista / 7 / MacOSX で動作。
楽器や音響機器とシンクロできるMIDI
MIDIを使うことで、複数のV-4EXを同期したり、他の機器からV-4EXをコントロールすることができる。
■MIDI VISUAL CONTROL
MIDI Visual Controlは、音楽演奏と映像表現を結びつけるために、MIDI規格に追加された世界共通の推奨仕様。MIDI Visual Control対応の映像機器と電子楽器をMIDIで接続することにより、演奏に合わせて映像をコントロールすることができる。
たとえば、V-Mixer M-200iとMIDIで接続すれば、V-4EXの映像切り替えにV-Mixerのフェーダーが追従。
■PRコントロール
V-4やV-8で好評の、ビデオ・プレゼンターPR-80/50の制御機能も装備。MIDIでの接続で連携、イージー・オペレーションを実現。PRシリーズの動画再生にあわせた入力自動切り替えや、スケジューラーでの自動化が可能。
リア・パネル
購入者の感想
しかしVJをする現場でそこまでのHDクラスの高画質が求められることはそう多くありません。
無いわけではないですが、画質が指定されるような場合はもっと大掛かりなプロジェクトになるでしょう。
V-4と比べたとき、PC/Macからの出力をスキャコンなしで直接(DVI-DとHDMIはケーブルのみで変換可能)入力できるというのは魅力です。
V-8にはアナログVGA入力がありますが、一つ(厳密には二つですが、使い勝手は悪い)に限られ、こちらでも複数入力時はスキャコンが必要です。
また、ビデオ切替機と違いフレームシンクロナイザ(FS)が内蔵されています。
複数ソース間でそれぞれの信号が読め、タイミング良く次の映像を送出できればいいですが、私にはそういう能力がありません(笑
確かにV-4exでできることはVJソフトウェアで可能な事ばかりです。
エフェクトにせよ、映像のミキシングにしても。
しかし、ソフトウェアは不慮の事態で止まります。
そういうときのバックアップとして別ソースを用意しておく、あるいは復帰中は別の画面を表示しておくというのは実際にイベントでVJをやる上では必要な事です。
V-4exが最上の選択肢ではないのかもしれませんが、少なくともVJソフトがあればハードウェアがいらない、という事はないと思いますし、それは全く現場を知らない人の意見だな、という感じます。