やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。4 イラスト集付き限定特装版 (ガガガ文庫) の感想
参照データ
タイトル | やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。4 イラスト集付き限定特装版 (ガガガ文庫) |
発売日 | 2012-03-16 |
製作者 | 渡 航 |
販売元 | 小学館 |
JANコード | 9784094513332 |
カテゴリ | 本 » ジャンル別 » コミック・ラノベ・BL » ライトノベル |
購入者の感想
この巻を見るまでは主人公は言動や思考などを含めてかなり残念な印象の人物像でした。
今まではそれが面白かった。
しかし、この巻に関しては周りと孤立していることへの八幡の考えが強く出ていて、面白
いというよりは主人公の強さを実感させられ、あつくなりましたw
最初、1巻未読時、あらすじだけを見ると主人公は一人が好きで孤立していることをまった
く気にせずといった印象がありました。しかし、巻をかさねるごとに八幡は孤立してること
に対して、痛みを感じながら、劣等感を持ち続ける覚悟をして、世界と折合いをつけてい
いるように思います。
この巻はそういった八幡とは間逆の立場の葉山という人物とを対比させて、八幡の生き方
を強く肯定する話だったと思います。
終盤の展開は建前や常識に苦しめられてきた八幡だからこそ考えつけたものだと思います。
八幡かっこよかったです。手段は残念な感じですけど^^;
今までのメインの登場人物との絡みを膨らませて盛り上げる話とは違い、メッセージ性のある深みの
ある話になっています。
今後もこういった展開に自分は結構期待してます