クロワッサン 2014年 11/25号 [雑誌] の感想

井上荒野のページの、「人間にとって大事なのは、他人のことを思いやる想像力である」はいい言葉だと思います。雑誌はときどき、こういう上質なテキストを読ませてくれる。

ピンからキリまである贈り物とお取り寄せ。

のっけから、京都の家元や料理研究家さんの贈り物紹介です。
シュークリームや、スペシャルフルーツサンドにチョコレート。
一点一点　優雅で美味しそうなお菓子。
差し入れには、多めにがポイントだそうですが、
一般人には少々高価な価格設定なため、たっぷりあげられる機会なんてなさそう。
夢の世界だなぁと思いました。
安価なものでも、たっぷりという心がけだけは学びたいと思いました。

中盤になってくると、小さいけれど、品数の多い、お手軽なものも見られて、
参考になりそうでした。

ワンコインからの小さなギフトは、180円から600円までの、
お菓子や文具も紹介されています。
選者さんたちが好きなこともあって、
とても可愛らしく、お手軽に思えました。

贈り物についての
フリートークコーナーがあって、
なかなかきつくて読み応えがありました。

読んでみて改めて思いましたが、贈り物って難しい。
一生懸命考えても、相手に心から喜んでもらえるとは限らない。
自分だって、紹介されていても、欲しいものとあまりそうでないものがありました。
こんな小さくて高額なものなら、
別のモノが欲しいなぁなんて、本音が見えてしまいました。

「何が欲しいか、親しい相手なら聞くのが一番」という言葉がありましたが、
これを実践していこうと思いました。