TVアニメ 黒子のバスケ キャラクターソング DUET SERIES Vol.8 の感想

陽泉バスケ部のWエース、紫原と氷室のデュエットソングとミニドラマ。結論から言うと、最高でした。

最初のドラマパートは、WC前の話です。部活終了後も自主的に居残り練習をしていた氷室がロッカールームに戻ると、そこには紫原がいて、というところから始まります。共に帰路についた２人が話すのは、夏のストバスで出会った誠凛バスケ部、そして来るべきWCのことで……。とても仲が良いように見えて、まだどこか温度差のある２人の会話は、誠凛vs陽泉戦を思い出しながら聞くと一層楽しめると思います。
一曲目『ZERO GAME』は、明るい曲調に強気な歌詞で、紫原と氷室の、というよりは陽泉チームの歌というような印象を受けました。実力に裏打ちされた絶対的な自信、強豪校のプライドが感じられます。
ニ曲目『Till the last』は、誠凛vs陽泉戦での紫原と氷室に少しでも心が動かされた人にはぜひ聞いてほしい曲です。全体を通してドラマティックで、紫原と氷室それぞれのソロパートでの独白に切なくなり、揃って歌う部分では試合の時のWエースを思い出して胸がいっぱいになりました。陽泉戦での２人の全てがこの一曲に詰め込まれていると思います。

なお、CVの鈴村さんと谷山さんの歌唱力は申し分なく、安心して聞くことができてよかったです。