入門 コンピュータ科学 ITを支える技術と理論の基礎知識 の感想
参照データ
タイトル | 入門 コンピュータ科学 ITを支える技術と理論の基礎知識 |
発売日 | 販売日未定 |
製作者 | J. Glenn Brookshear |
販売元 | KADOKAWA/アスキー・メディアワークス |
JANコード | 9784048869577 |
カテゴリ | 本 » ジャンル別 » コンピュータ・IT » コンピュータサイエンス |
購入者の感想
表紙に大きく書かれているとおり、全米の有名大学で用いられている定番教科書の翻訳です。
原著は11版を重ねており、コンピュータ科学の基礎的なトピックに関して幅広く網羅しています。
教科書ですので、理解度を確認するための練習問題・演習問題が豊富に用意されております。もちろん参考文献も豊富です。
また、演習問題の次に「社会問題」として、計算分野に関する倫理的・社会的・法的問題への問いかけも用意されています。
(例:OSにセキュリティ上の瑕疵があった場合に、そのOSの開発者はどのような範囲まで責任を負うべきか(p.149))
さすがアメリカの教科書、実学的だなと思いました。
類書として、MITで使われている(た?)教科書の日本語版「やさしいコンピュータ科学 (Ascii books)」があるのですが
出版年がさすがに古く、プログラミングがPascalだったりネットワーク分野をカバーしていなかったりと内容的にもかなり古臭い印象でした。
対して、本書の内容には新鮮さがあります。OSのトピックでスマートフォン向けのOSに必要な特性(リアルタイム性・低消費電力など)について言及するなど、
読者の身近な話題や業界の最新動向が十分に反映されています。
プログラミングを始めたいという高校生や大学生(専門分野問わず)、社会人になって初めてプログラミングを覚えた新人プログラマなど
コンピュータ科学に入門したいという全ての人におすすめできる内容です。通読に時間は掛かるでしょうが、その価値は十分にあります。
原著は11版を重ねており、コンピュータ科学の基礎的なトピックに関して幅広く網羅しています。
教科書ですので、理解度を確認するための練習問題・演習問題が豊富に用意されております。もちろん参考文献も豊富です。
また、演習問題の次に「社会問題」として、計算分野に関する倫理的・社会的・法的問題への問いかけも用意されています。
(例:OSにセキュリティ上の瑕疵があった場合に、そのOSの開発者はどのような範囲まで責任を負うべきか(p.149))
さすがアメリカの教科書、実学的だなと思いました。
類書として、MITで使われている(た?)教科書の日本語版「やさしいコンピュータ科学 (Ascii books)」があるのですが
出版年がさすがに古く、プログラミングがPascalだったりネットワーク分野をカバーしていなかったりと内容的にもかなり古臭い印象でした。
対して、本書の内容には新鮮さがあります。OSのトピックでスマートフォン向けのOSに必要な特性(リアルタイム性・低消費電力など)について言及するなど、
読者の身近な話題や業界の最新動向が十分に反映されています。
プログラミングを始めたいという高校生や大学生(専門分野問わず)、社会人になって初めてプログラミングを覚えた新人プログラマなど
コンピュータ科学に入門したいという全ての人におすすめできる内容です。通読に時間は掛かるでしょうが、その価値は十分にあります。