レコード芸術 2014年 06月号 [雑誌] の感想

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参照データ

タイトルレコード芸術 2014年 06月号 [雑誌]
発売日2014-05-20
販売元音楽之友社
JANコード4910096030644
カテゴリ雑誌 » 音楽・映画・テレビ・芸能 » 音楽 » クラシック

購入者の感想

今号では、吉松隆の交響曲第6番のCDが、現代曲部門ではなく交響曲部門で扱われている。
このことに関して金子健志は、佐村河内守“作曲”の『交響曲第1番《HIROSHIMA》』を交響曲部門で扱ったことを思い出したそうで、単に編集部が交響曲部門で扱うと判断したCDを試聴して批評しただけだと言わんばかりの事を述べている。
ショスタコーヴィチの交響曲第11番まで引き合いに出して「準推薦」としたことを思い出して、恥ずかしくないのだろうか?
情けない限りだ。
「レコード芸術」誌の批評家にとって、佐村河内作品とは何だったのだろう?
『鎮魂のソナタ ソン・ヨルム』は「レコード芸術」2013年12月号で濱田滋郎・那須田務両名推薦の「特選盤」だったではないか。
単に日本コロムビアの“商品”だったから、で済まされるのだろうか?
あえて、下衆の勘繰りをするならば・・・
日本コロムビアは一般財団法人「日本クラシックソムリエ協会」に監事を送り込んで、『クラシックソムリエ検定公式テキスト対応 世界で一番わかりやすいクラシック音楽入門のCD』を販売している。
「クラシックソムリエ検定の受検者プレゼント用CD」も日本コロムビアの制作だったらしく、第2回検定の「スペシャルプレゼントCD 〜クラシックの今を聴く!〜」には、なんと『交響曲第1番《HIROSHIMA》』の“聴きどころ”も収録されていた。
明らかにプロモーションの一環である。
日本クラシックソムリエ協会の公式Facebookでも、日本クラシックソムリエ協会の理事の1人である田中泰が代表を務める株式会社東京MDEが発行している「ぶらあぼ」でも、佐村河内守を「”現代のベートーヴェン”ともいわれる佐村河内守さん」と持ち上げていた。
(URLを記載してもAmazon.co.jp側に削除されてしまったので、検索してご確認を)

つまり、佐村河内守を批判することは日本コロムビアのレーベルとしての姿勢や、「ぶらあぼ」のメディアとしての姿勢を批判することにつながり、ひいては日本クラシックソムリエ協会を敵に回すことになったわけだ。

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