吾妻鏡 5 (岩波文庫) の感想
参照データ
タイトル | 吾妻鏡 5 (岩波文庫) |
発売日 | 販売日未定 |
販売元 | 岩波書店 |
JANコード | 9784003011850 |
カテゴリ | » 本 » ジャンル別 |
購入者の感想
貞応元年(1222年)から暦仁元年(1238年)までを扱う。日本政治史上、為政者としての評価ではかなり高ランクに位置づけられる北条泰時の巻である。岩波文庫はここで終了。
内容は、承久の乱後、義時、政子の姉弟が没し、泰時が執権に就任、ついで藤原頼経が鎌倉に下り征夷大将軍となり摂家将軍が始まるところまで。この巻の一番大きな史的イベントは貞永元年8月10日に記述されている御成敗式目の制定かと。
とはいえ、記述が多く割かれているのは揉め事と儀式を除くと天変地異、祈祷、陰陽師の記述。この時代が中世なんだなぁと実感させられる。
内容は、承久の乱後、義時、政子の姉弟が没し、泰時が執権に就任、ついで藤原頼経が鎌倉に下り征夷大将軍となり摂家将軍が始まるところまで。この巻の一番大きな史的イベントは貞永元年8月10日に記述されている御成敗式目の制定かと。
とはいえ、記述が多く割かれているのは揉め事と儀式を除くと天変地異、祈祷、陰陽師の記述。この時代が中世なんだなぁと実感させられる。