アート・オブ・ヴァイオリン [DVD] の感想
参照データ
タイトル | アート・オブ・ヴァイオリン [DVD] |
発売日 | 2006-01-18 |
出演 | オムニバス(クラシック) |
販売元 | ワーナーミュージック・ジャパン |
JANコード | 4943674967797 |
Disc 1 : | 第一部:悪魔の楽器 イントロダクション::モーツァルト:ヴァイオリン協奏曲 ト長調 ユーディ・メニューイン 1963年ベルリン 第一部:悪魔の楽器 オープニング・シーン::メンデルスゾーン:ヴァイオリン協奏曲 ホ短調 第一部:悪魔の楽器 オープニング・シーン::メンデルスゾーン:ヴァイオリン協奏曲 ホ短調 第一部:悪魔の楽器 オープニング・シーン::メンデルスゾーン:ヴァイオリン協奏曲 ホ短調 第一部:悪魔の楽器 オープニング・シーン::メンデルスゾーン:ヴァイオリン協奏曲 ホ短調 第一部:悪魔の楽器 パガニーニ (1782-1840)::パガニーニ:奇想曲 第24番- アレクサンドル・マルコフ|パガニーニ:ヴァイオリン協奏曲 第2番「鐘」- イヴリー・ギトリス 1966年パリ| 第一部:悪魔の楽器 ヨーゼフ・シゲティ (1892-1973)::ドルドラ「思い出」 1944年ハリウッド 第一部:悪魔の楽器 ヨーゼフ・シゲティ (1892-1973)::フランソワ・シューベルト (1808-1878) : 「みつばち」 1944年ハリウッド 第一部:悪魔の楽器 ミッシャ・エルマン(1981-1967)::チャイコフスキー:ヴァイオリン協奏曲 ニ長調|ドヴォルザーク:「ユーモレスク」 1926年 第一部:悪魔の楽器 ヤシャ・ハイフェッツ (1901-1987)::パガニーニ:奇想曲 第24番 1952年 第一部:悪魔の楽器 ヤシャ・ハイフェッツ (1901-1987)::ヴィエニアフスキ:華麗なるポロネーズ ニ長調 1952年アメリカのフィルムより 第一部:悪魔の楽器 ヤシャ・ハイフェッツ (1901-1987)::チャイコフスキー:ヴァイオリン協奏曲 ニ長調 1945年カーネギー・ホール 第一部:悪魔の楽器 ナタン・ミルシテイン (1904-1993)::J.S・バッハ:ヴァイオリン・ソナタ ハ長調 1982年ニューヨーク、CBSニュースより 第一部:悪魔の楽器 ナタン・ミルシテイン (1904-1993)::ミルシテイン:「パガニーニアーナ」 1969年パリ 第一部:悪魔の楽器 ナタン・ミルシテイン (1904-1993)::ブラームス:ヴァイオリン協奏曲 ニ長調 1963年ロンドン 第一部:悪魔の楽器 ジノ・フランチェスカッティ (1902-1991)::記録フィルムより 第一部:悪魔の楽器 ジノ・フランチェスカッティ (1902-1991)::バッジーニ:「妖精の踊り」 1961年ボルドー 第一部:悪魔の楽器 神童たち::ルッジェーロ・リッチ ヴュータン:ヴァイオリン協奏曲 イ短調 1932年ハリウッド|ボリス・ゴールドステイン ポルディーニ、クライスラー:「踊る人形」 1937年ブリュ 第一部:悪魔の楽器 神童たち::マイケル・レービン クライスラー:「中国の太鼓」 1951年ニューヨーク 第一部:悪魔の楽器 神童たち::ヨーゼフ・ハシッド アクロン:「ヘブライの旋律」 1940年ロンドン 第二部:ヴァイオリンを超えた音楽家たち イントロダクション 第二部:ヴァイオリンを超えた音楽家たち ウジェーヌ・イザイ (1938-1931)::イザイ:無伴奏ヴァイオリン・ソナタ 第2番- ローラン・コルシア 1999年パリ 第二部:ヴァイオリンを超えた音楽家たち ウジェーヌ・イザイ (1938-1931)::メンデルスゾーン:ヴァイオリン協奏曲 ホ短調 1912年ベルギー 第二部:ヴァイオリンを超えた音楽家たち ジョルジュ・エネスコ (1881-1955)::エネスコ:ヴァイオリン・ソナタ 第3番 「ルーマニア民俗風」 第二部:ヴァイオリンを超えた音楽家たち フリッツ・クライスラー (1875-1962)::クライスラー:「愛の悲しみ」 1926年 第二部:ヴァイオリンを超えた音楽家たち ジネット・ヌヴー (1919-1949)::コメント 第二部:ヴァイオリンを超えた音楽家たち ジネット・ヌヴー (1919-1949)::ショーソン:「詩曲」 1946年プラハ 第二部:ヴァイオリンを超えた音楽家たち ジャック・ティボー (1880-1953)::グラナドス:スペイン舞踊集 第4番 1937年パリ 第二部:ヴァイオリンを超えた音楽家たち ジャック・ティボー (1880-1953)::アルベニス/クライスラー:「マラゲーニャ」 1940年パリ 第二部:ヴァイオリンを超えた音楽家たち アイザック・スターン (1920-)::コメント 第二部:ヴァイオリンを超えた音楽家たち アイザック・スターン (1920-)::ブラームス:ヴァイオリン・ソナタ ト長調 1967年ストックホルム 第二部:ヴァイオリンを超えた音楽家たち 神話的響き:ストラディヴァリウス&グァルネリウス::コメント、アイザック・スターンへのインタビュー (ジャック・ベニーによる) 第二部:ヴァイオリンを超えた音楽家たち 神話的響き:ストラディヴァリウス&グァルネリウス::ブラームス/クライスラー:ハンガリー舞曲集 第17番 第二部:ヴァイオリンを超えた音楽家たち ヘンリク・シェリング (1918-1988)::ブラームス/クライスラー:ハンガリー舞曲集 第17番 1963年パリ 第二部:ヴァイオリンを超えた音楽家たち ヘンリク・シェリング (1918-1988)::J.S・バッハ:シャコンヌ ニ短調 1964年東京 第二部:ヴァイオリンを超えた音楽家たち 演奏スタイル::コメント 第二部:ヴァイオリンを超えた音楽家たち 演奏スタイル::ハチャトゥリアン:ヴァイオリン協奏曲 ニ短調 第二部:ヴァイオリンを超えた音楽家たち ダヴィッド・オイストラフ (1908-1974)::コメント 第二部:ヴァイオリンを超えた音楽家たち ダヴィッド・オイストラフ (1908-1974)::フランク:ヴァイオリン・ソナタ イ長調 1958年ブカレスト 第二部:ヴァイオリンを超えた音楽家たち ダヴィッド・オイストラフ (1908-1974)::J.S・バッハ:2つのヴァイオリンのための協奏曲 1958年ブカレスト 第二部:ヴァイオリンを超えた音楽家たち ダヴィッド・オイストラフ (1908-1974)::ショスタコーヴィチ:ヴァイオリン協奏曲 第1番 ~カデンツァ 1967年ベルリン 第二部:ヴァイオリンを超えた音楽家たち ユーディ・メニューイン (1916-1999)::コメント 第二部:ヴァイオリンを超えた音楽家たち ユーディ・メニューイン (1916-1999)::J.S・バッハ:「マタイ受難曲」 ~アリア「神よ、憐れみたまえ」 1947年ハリウッド 第二部:ヴァイオリンを超えた音楽家たち ユーディ・メニューイン (1916-1999)::ブラームス/ヨアヒム:ハンガリー舞曲 ロ短調 1947年ハリウッド 第二部:ヴァイオリンを超えた音楽家たち ユーディ・メニューイン (1916-1999)::J.S・バッハ:シャコンヌ ニ短調 1972年グシュタート 第二部:ヴァイオリンを超えた音楽家たち エンド・クレジット::モーツァルト:ヴァイオリン協奏曲 ト長調 ユーディ・メニューイン/ベルリン・フィルハーモニー |
カテゴリ | ジャンル別 » ミュージック » クラシック » 室内楽・器楽曲 |
購入者の感想
オリジナルの映像は素晴らしいのひと言ですが、とにかく日本語訳がひどすぎます。まったくの素人が日本語訳を書いたとしか思えないほどひどい。
具体的個所を全部あげるのはあまりにめんどくさいので、とくにまったく違ったことを言っている個所をいくつか指摘してみます。
シデティーの演奏についてパールマンが解説している部分
「昔は弓をいちいち前後に動かしました」「流行遅れの運弓法です」
パールマンは左手のシフティングについて話していますが、日本語訳は何故か弓(右手)となっています。ご丁寧に「運弓法」などと、まったく言ってもいないことを勝手に「日本語訳」しています。
ハイフェツの演奏についてヒラリー・ハーンが解説している部分
「特にハイフェツの音はクリアで音符が一音ずつはっきり聴き取れます。完璧じゃありません。良く聴くと時々音符が抜けています。勢いよくすっ飛ばした感じ。なのに完成されています」
この「日本語訳」だと、どう読んでも、ハイフェツが音符をすっ飛ばしているのだと思いますよね。でも、実際はまったく違います。この部分でハーンが言わんとしていることは、
(早いパッセージなど)一見凄いと思える演奏も、よく聴いてみると、音が抜けていたり、すっ飛ばしたりしているという演奏家がいますが、ハイフェツはどんなに早いパッセージでも一音一音すべての音をくっきりと、完璧に演奏しています」
とまあ、こういった感じで、トンチンカンな事や、まったく逆の事を言っている「日本語訳」には呆れるばかりです。
せっかくの素晴らしいDVDなのですから、日本語訳も、予算をけちって素人などに頼まず、ちゃんとプロを使って、しっかりした物を作ってもらいたいです。
具体的個所を全部あげるのはあまりにめんどくさいので、とくにまったく違ったことを言っている個所をいくつか指摘してみます。
シデティーの演奏についてパールマンが解説している部分
「昔は弓をいちいち前後に動かしました」「流行遅れの運弓法です」
パールマンは左手のシフティングについて話していますが、日本語訳は何故か弓(右手)となっています。ご丁寧に「運弓法」などと、まったく言ってもいないことを勝手に「日本語訳」しています。
ハイフェツの演奏についてヒラリー・ハーンが解説している部分
「特にハイフェツの音はクリアで音符が一音ずつはっきり聴き取れます。完璧じゃありません。良く聴くと時々音符が抜けています。勢いよくすっ飛ばした感じ。なのに完成されています」
この「日本語訳」だと、どう読んでも、ハイフェツが音符をすっ飛ばしているのだと思いますよね。でも、実際はまったく違います。この部分でハーンが言わんとしていることは、
(早いパッセージなど)一見凄いと思える演奏も、よく聴いてみると、音が抜けていたり、すっ飛ばしたりしているという演奏家がいますが、ハイフェツはどんなに早いパッセージでも一音一音すべての音をくっきりと、完璧に演奏しています」
とまあ、こういった感じで、トンチンカンな事や、まったく逆の事を言っている「日本語訳」には呆れるばかりです。
せっかくの素晴らしいDVDなのですから、日本語訳も、予算をけちって素人などに頼まず、ちゃんとプロを使って、しっかりした物を作ってもらいたいです。