Web制作者のためのSassの教科書 これからのWebデザインの現場で必須のCSSメタ言語 の感想

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タイトルWeb制作者のためのSassの教科書 これからのWebデザインの現場で必須のCSSメタ言語
発売日2013-10-02
製作者平澤 隆
販売元インプレス
JANコード登録されていません
カテゴリ »  » ジャンル別 » コンピュータ・IT

購入者の感想

普段CSSは触らないバックエンド側のエンジニアですが、業務上必要があったので読みました。

内容は簡潔で、必要最低限の情報が網羅されています。ただ全機能を解説するのではなく、よく使われる機能に絞って重点的に説明されているので実践的です。エンジニアなら1〜2時間あれば大体読み終わる内容です。

変数、制御構文、スタイルの継承、ユーザ定義関数などプログラミング言語として必要なものは一通り揃っていますが、やはり最も重要な機能はmixinでしょう

mixinを使うことによりcompassなどのframework/libraryで定義されたstyleを@include文一つで適応することができます。
@mixinにより、CSSのスタイルは原始的なプロパティの組み合わせではなく、ある特定の機能を表現したmixinの組み合わせとして表現されるようになり、cssの複雑なノウハウを知らなくてもコーディングが可能になります。

本書の内容はSass+Compassという範囲内では特に過不足なく書けていると思いますが、今書き直すとしたらGulpもしくはGruntとの連携したエコシステムの説明も必要になりそうです。その替わり、compass単独で使うことはあまり無いのでコマンドラインツールとしてのcompassの使用方法についてはもっと省略して良いと思います

また、電子書籍としては文字ではなく画像データとして作られているため、Kindleアプリで気になったところをマーキングするといったことが出来ません。気になった箇所を何度も読み直したい場合には別の本を買うことをお勧めします

- とても丁寧な解説だなーという印象です
- Windows、Macどちらの解説もありますので安心ですね
- エディタ、コンパイラーも豊富に紹介されているので自分の環境とは違う!などもないはずです
- 黒い画面がイヤだ!という方への配慮もバッチリです
などなど、とても良くまとまっている一冊だと思いました。
外部の文献も多く紹介されていますので、それらもあわせて目を通すとより理解が深まるでしょう。

これからSassをはじめます、はじめたばかりです、という方も、ずーっと独学で使ってきて果たして使い方あってんのかな?という方にもご満足いただける一冊だと思います。
Gruntのことなどちょっと難しめな部分もありますので、何これ?という部分はササーッと飛ばしてしまっても問題ないと思います。

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