確実な収入のための1日1万SEO―上位表示だけじゃない の感想

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かつてない程、自作自演の被リンクに対してペナルティが昨今厳しくなりました。
それによって某キーワードでも検索順位が大きく変動をして、著者の会社のサイトが難関キーワードで上位表示をされていました。
しかも同一の難関ワードで当時は2つ上がっていたと思います。

そんな訳で著者に対して興味を持っていたのですが、その本が発売をされた。と言う事で早速購入をして読んで見ましたが、ちょっと拍子抜けと言うのが率直な印象です。

本の内容としては内部対策に重点が置かれている内容となるのですが、読む人がどう言う人であるのかが、定まっていない印象を受けました。
タイトル的にはアフィリエイトを行っている人向けなのか？と思いきや、中小企業でインターネット通販の展開を考えている人向けの感じを受けます。
だとしたら、売上が1日1万では足りない気もするのですが、まずはスタートラインとして。と言う意味合いなのかと思います。

内部対策については、極めて真っ当な形で、ページコンテンツの充実。と言っても、それはサイトを展開している側の人間の都合での充実ではなく、サイトの読み手に取っての充実。と言う意味となります。
この辺りの部分は、頭ではわかっていても、実際にどう言うコンテンツを作るか？と言う段階になると、どうしても難しい部分ですよね。

外的なSEOについても、非常にオーソドックスな手法が紹介をされています。
ただし、現時点においてのオーソドックスな手法なので、一昔前にこうしたSEOの本で掲載をされていた中小検索エンジンについては、オススメがされていません。

すでにSEOについて、ある程度の勉強をしている人であれば、特に必要のない書籍になると思いますが、これからSEOの勉強をしてみたい。と考えている人には、良い内容にまとまっていると思います。

立ち場的には解析などには重点が置かれていないので、本当にこれからサイト対策を自社で行っていく。と言う立ち場の人向けの書籍です。