法実務からみた行政法 エッセイで解説する国法・自治体法 (法セミLAW ANGLEシリーズ) の感想
参照データ
タイトル | 法実務からみた行政法 エッセイで解説する国法・自治体法 (法セミLAW ANGLEシリーズ) |
発売日 | 販売日未定 |
製作者 | 吉田利宏 |
販売元 | 日本評論社 |
JANコード | 9784535520455 |
カテゴリ | ジャンル別 » 社会・政治 » 法律 » 行政法 |
購入者の感想
行政法、地方自治法などの勉強の途中に読むには面白いです。
行政法関係の勉強をしているという前提には、なりますが、
全く知らなくても、地方公務員の苦労がわかる内容です。
地方自治、地方公共団体は、国の出先機関という意識が強い中で、
それだけではなく、やはり、地方自治、地方の自立権というものが
確実に存在するというのが、ちょっとした小話風に書かれており、内情を垣間見れる
本です。著者は、国の法制局勤めから、地方を見てはいるものの、決して、国よりではなく
地方側の事情というものに踏むこんでいるところに好感を覚えますが、
やはり、踏み込んだ内容まではなく、問題のある公共団体などには、触り程度です。
イギリスでおきた独立運動とまではいなかくとも、地方ごとの「格差」が今後顕在化
する中で、自立できるかどうかが、今後地方公共団体の最重要課題になるのかもしれません。
行政法関係の勉強をしているという前提には、なりますが、
全く知らなくても、地方公務員の苦労がわかる内容です。
地方自治、地方公共団体は、国の出先機関という意識が強い中で、
それだけではなく、やはり、地方自治、地方の自立権というものが
確実に存在するというのが、ちょっとした小話風に書かれており、内情を垣間見れる
本です。著者は、国の法制局勤めから、地方を見てはいるものの、決して、国よりではなく
地方側の事情というものに踏むこんでいるところに好感を覚えますが、
やはり、踏み込んだ内容まではなく、問題のある公共団体などには、触り程度です。
イギリスでおきた独立運動とまではいなかくとも、地方ごとの「格差」が今後顕在化
する中で、自立できるかどうかが、今後地方公共団体の最重要課題になるのかもしれません。