サマる技術 (星海社新書) の感想

アマゾンで購入する

参照データ

タイトルサマる技術 (星海社新書)
発売日販売日未定
製作者船登 惟希
販売元講談社
JANコード9784061385610
カテゴリジャンル別 » 人文・思想 » 本・図書館 » 読書法

購入者の感想

読書→要約(サマる)→共有(クラウド)することで知識、共用を体系化、関連付けし、
取り出しやすく、実用しやすいものにしましょう、というのがこの本の要旨。
それはいいんだけど、以下の点が苦しい。
1、そもそも「サマる」ことに莫大な時間を要する。
ここが結論、ここが定義、ここが具体例、ここが事象。。。。と1文1文を分解・要約するには莫大な労力を要する。これは構造的に文章を理解し、咀嚼した結果できることであって作者の言う「日常会話レベルに日本語を使う人」の大半には非常に高いハードルなのだ。東大出身者にはスラスラできるのかもしれないけど。
2、そして「サマる」方法の説明がおそろしくわかりにくい。
編集が悪いのか、本人が悪いのか、解説が解説になっていない。220ページ周辺などそうなのだが、「この人は何が楽しくて人の文章を切ったり張ったりしてるんだか。。。。」という印象しかない。フォント変更、フォントサイズ変更、囲み文字、太字、など使いすぎでどこに視点を持っていっていいのかも良く分からない。
3、他の方も言っているが、誤字脱字が多い。

ということで、いろいろ残念。まあ、27歳でこれ買いたっていうなら頑張ったほうじゃない?

読書法と要約のサマリーの方法読づらく途中でやめた無駄な買い物した感が

ざっくりいうと「読書法」の本です。
サマる=要約する方法だけではなく、その前段階から方法を解説しています。
2014年に出版ということで、ウェブサービスをしっかり使った現代に合う方法論でした。

内容としてはロジックを立てて書かれてはいるものの、取っ付きやすい内容ではないので私はスラスラと読むことはできませんでした。
新書だからといって軽く読むつもりではなく、読みながら実践していく姿勢で活用すると吸収できるものはあるのかなと思いました。

”サマる技術”という題名だけあって
この本自体が丁寧にメッセージが整理されて主張されています。

普段、本を読んでいる時に感じる
「いきなり話とんだな…」や「もう少しここ説明してほしいのに…」といった感覚がなく
優れたプレゼン資料を読んでいる感覚に陥りました。これは新感覚!
ロジックツリーが筆者の中でかなり整理されているんだろうなと思います。
内容的には密なのですが、読むのに負担は小さかったです。

さて、内容は、全体で5部で構成されています。

もともと自分自身もevernoteにかなりメモしながら本を読むので
タイトルの”サマる”部分はもちろん期待していましたが
そこだけではなく
第1章の良い本の選び方
第2章の本の内容を使える知識までにする方法
この部分だけでも読む価値ありです。

自分が今まで
なんとなく本を選び(もちろん人のお勧めだったりレビューは見ている)
なんとなくメモをして(目次、小見出し等は書き、その上で気になったところをメモ)
いたんだなということが、痛感できました…

「学術的見地がない、個人の体験から書かれている本が多い」
という筆者からのメッセージ。思い返してみれば、大体の本はそうでした…

3章・4章の”サマる技術”についてはここでは長くなるので省略します笑
が実際の本の文章を、筆者が言う”サマる”方法を使って
段階的にどのようになるのか、丁寧に説明してくれているので
「結局難しいんでしょ、要約だし…」と思っている方にも抵抗なく読めると思います。

元々、学生向けの参考書を書いていた筆者らしいので、説明も分かりやすく
本を普段からあまり読まない人も
本を良く読まれる人も
すべての人にお勧め出来る1冊です。

出来れば、もう少し早く出会いたかった…今までの本に使ったお金…笑
そして、筆者の"サマった"資料がほしいです笑

あなたの感想と評価

コメント欄

関連商品の価格と中古

サマる技術 (星海社新書)

アマゾンで購入する
講談社から発売された船登 惟希のサマる技術 (星海社新書)(JAN:9784061385610)の感想と評価
2017 - copyright© みんこみゅ - アマゾン商品の感想と評価 all rights reserved.