Anker Uspeed 2.5インチ USB3.0 & eSATA HDD/SSDケース（2.5インチ、厚さ9.5mm /12.5mmに対応、SATA-I、SATA-II、SATA-III、工具なしでHDD/SSDの着脱可能) の感想

※サンプル画像 クリックで拡大します

Macbook Pro Retina 2012 MidとOSX 10.8.5で使用していますが、
どうやってもUSB3.0ではなく2.0バスに接続されてしまいます。
Macbook直結でも、USB3.0ハブ（この製品と同様にAnker製）経由でもダメです。
正常にUSB3.0接続できる他社製デバイスのケーブルを使ってみたりもしましたがダメでした。
たまたま不良個体にあたってしまったのか、ファームウェアが悪いのか相性問題があるのか、よくわかりません。
デバイスツリー上でもマスストレージではなく複合デバイスとして認識されます。

というわけで、私の環境ではUSB2.0で接続されてしまいますのでまったく使えずです。残念。
アルミの重量感ある筐体はとても気に入っているのですが・・・。
（余談ですが私はAnkerのUSB3.0ハブでも不良個体を引いて交換してもらった事があります。Anker製品は1回目に不良を引くという運命なのかもしれません）
今回は面倒だし毎回悪いので不良交換申請はしません。

2013/10/20追記
メーカーサポートの方から代品交換の提案があり、これを受けました。
代品は正常にUSB3.0接続でき速度も相応でした。
かなり厚みのあるアルミ筐体なので発熱が多めのドライブでも安心です。
コストパフォーマンスのよい良品です。
ですが、UASP非対応ですので対応品ほどのパフォーマンスは出ません。
（よほど高性能なSSDなければ体感できるほどの差は出ませんが）
相変わらずいいサポート体制でした。積極的な顧客フォローは新鮮でもあり応援したくなります。

【背景】
12.5mm厚の2.5インチ1TBのバルクドライブを複数所有しており、普段はeSATA-II/USB2.0兼用のお立ち台に差して使用していますが、外に持ち出したいときには2.5インチドライブ直結用裸族ケーブルを使用しています。
外に持ち出す時のケースで、汎用的なUSB2.0用に加えて、速度が欲しい時にeSATAが使えるケースを物色していて、この製品に行きつきました。

【パッケージおよび外観】
付属品にACアダプターとの表記がありましたが、ついていませんでした。付属品はY型USBケーブルとeSATAケーブルのみです。
USBケーブルは、筐体側がUSB 3.0 mini Bプラグ、PC側がUSB3.0-TypeAのY型ケーブルで、eSATAに電源供給機能がない場合には、USBの給電用コネクタをPC側に差し込んで併用する必要があります。
筐体は、思っていたよりちょっと大きくかつ重い。ツールレスで着脱が可能なのはとても便利であるが、レバー部のデッドスペース分が大きくなるデメリットもあるというところか。
あとは、金属製の筐体は頑丈なのですが、カバンに入れておくと周りに傷がつくのではと心配。筐体を収納するソフトカバーがついているとなおよいか。
バルクドライブの収納はワンタッチでした。裸族ケーブルと比べて非常に安心感があります。

【性能】
前述の愛用している2.5インチドライブ直結用裸族ケーブルと比較してみました。所有しているPCには未だUSB3.0I/Fはなく、USB2.0とeSATA-IIのみの評価です。
本製品を使用して、
(1) Y型USBケーブルで、PCとUSB2.0(Data+給電)接続
(2) USBケーブルとeSATAケーブルで、PCとeSATA(電源供給機能なし)＋USB(給電用端子のみ)接続
リファレンスとして、
(3)HDDドライブ側がSATA直結で、PC側がY型USB2.0(Type-A)のもの
(4)HDDドライブ側がSATA直結で、PC側がeSATAと給電用USB2.0(Type-A)のもの