現代文読解力の開発講座 (駿台受験シリーズ) の感想

今年一般入試にて合格し、某関西4大のどれかに通っています
本番では現代文満点とることができ、勉強に時間をさけなかった
古典や日本史のハンデを払拭できました。
この参考書をやり始めたのは高３の秋、現代文のアクセス（基本）を
２週程度やり終え次に進んだのが開発講座です。

私は現代文が苦手で嫌いで、成績も最悪でした
高３の４月の段階でセンター模試の点数が２２／１５０で
ビビりましたね。評論は漢字の２問正解で４点しかとれてないです

周りが英語、歴史をやる中で自分はもくもくと漢字、語彙、キーワードと
国語の基礎（めちゃめちゃ大事）を固めてました。
参考書どうこうよりまずは、基礎を徹底するのが大事なのは現代文でも一緒です

夏の終わり、偏差値は５０にまであがりましたが
志望校には程遠い結果でした（この時期なら当たり前）
夏休みが明けて１２月にさしかかるときまでずっと
この開発講座をじっくりやっていました。
周回するのも必要だと思いましたが、アクセス２週で挫折しそうになった自分には
性に合わないなと感じたため一周をじっくりやるという形をとりました

とりあえずこの参考書は薄いので抵抗なく続けられました
先に進むにつれ難易度が跳ね上がりますが
早稲田の問題が解けたときは胸が騒ぎました
それこそ自信がついて意欲的に取り組みました

結果、入試本番までに開発できました
自己採点したときのあの感動は忘れられません。
大学生活は本当に楽しいです。
受験なんて一瞬だし、振り返ってみると楽勝です
一、二年間ぐらい必死こいて勉強してみたらどうですか？

駿台文庫の国語は内容の古い物が多いです。本書も「新装版」であって改訂版ではありません。では、駿台はなぜそうなのか。それは、内容が良いから、改訂の必要がないからだと思います。ただまぁ、そうは言っても改訂してもいいんじゃない?ということで星は4つにしましたが、かなり使える一冊です。即効性がない(良い意味で)という書き込みも散見しますが、小手先のマニュアルではないけれど即効性だって期待できますよ。