Slugger (スラッガー) 2015年 01月号 [雑誌] の感想

　現在唯一の紙媒体MLB専門月刊誌です。

　特集記事

　●打者白書：前号の通信簿と被る内容ですが、より詳細な分析がなされており、特にP72からは打者の傾向が一目で解る総合解析がなされており、見て楽しい企画です。
　巧打者の印象が強い選手の意外な一面等、新たな発見が有ります。
　●2014-15ストーブリーグ展望
　ＧＭ的な楽しみをするファン向けの特集。
　主要フリーエージェントリストから、各球団がどうチーム作りをするかの予測等をしています。
　●2014ポストシーズン総集編。
　1ワイルドカードゲームから地区シリーズ、リーグ優勝決定シリーズ、そしてワールドシリーズの統括。
　すべてのボックススコアが小さいながら付いて居ます。
　大活躍のバンガーナーと、躍進ロイヤルズは特集記事有り。
　●日米野球レポート。
　久し振りに行われた、日米野球について。
　珍しく、侍ジャパンの引き立て役になってしまったＭＬＢ選抜から、今後の日米野球の変節について一考。
　●スカウティング・レポートはアストロズの小さな首位打者、ホゼ・アルトゥーベ。
　2014年アウォード受賞者と主なFA選手リストも掲載。

　印象に残った【連載記事】　
　●小島圭一のインサイドピッチ：新連載。元ドジャース・スカウトの小島氏の視点。今回はポストシーズンの活躍で明暗を分けた二人の大左腕について。
　●MLB珍獣図鑑：今回は選手ではなく、一部の洒落が解る選手との慣れ合いの抗争でしられるアストロズのマスコット、オービット。
　●吉井理人のMLB先輩ヅラしてすみません：吉井氏が現役時代参加した日米野球の思い出。
　●写真家田口有史氏のダグアウトの隣から：ワールド・シリーズ第7戦、最後の一枚。
　●ベースボール・ライター、タイラー・ケプナー氏のザ・ヴォイス：『メッツがヤンキースを追い抜く日』。　
　●殿堂入りしていない英雄列伝はお休みでした。

　次号は恒例の投手白書の予定。