『老子』 2013年8月 (100分 de 名著) の感想
参照データ
タイトル | 『老子』 2013年8月 (100分 de 名著) |
発売日 | 2013-07-25 |
販売元 | NHK出版 |
JANコード | 9784142230297 |
カテゴリ | ジャンル別 » エンターテイメント » テレビ » NHK系 |
購入者の感想
孔子に比べればマイナーな老子ですが、
老子の教え・哲学は、はるかに心に響き、
本当に大切なことが何なのかに、あらためて気付かされます。
孔子の教えは、乱暴に言えば「親や年長者や上司を敬え!」ですが、
はたしてそれが正しいことなのでしょうか?
もちろん敬うことは良いことなのでしょうが、
それは、「親だから、家長だから、旦那様だから、年長者だから、王様だから、上司だから」ということでは無いはずです。
敬われるにたりることをして、初めて人は他者から敬われるのであり、
支配する側に都合の良いルールを、さも正しい倫理感のように押し付けてくる孔子には強い抵抗感がありました。
本書では老子の考え方がコンパクトにまとめられており、
NHKの番組もあわせて、まあわかりやすいものでした。
またこの本・番組では、老子の弱さというか、
人間くささの面があったことについても触れられており
近親感が持てました。
できればテレビ番組とあわせてみると面白いと思います。
☆は8つぐらい付けたいくらいです。
老子の教え・哲学は、はるかに心に響き、
本当に大切なことが何なのかに、あらためて気付かされます。
孔子の教えは、乱暴に言えば「親や年長者や上司を敬え!」ですが、
はたしてそれが正しいことなのでしょうか?
もちろん敬うことは良いことなのでしょうが、
それは、「親だから、家長だから、旦那様だから、年長者だから、王様だから、上司だから」ということでは無いはずです。
敬われるにたりることをして、初めて人は他者から敬われるのであり、
支配する側に都合の良いルールを、さも正しい倫理感のように押し付けてくる孔子には強い抵抗感がありました。
本書では老子の考え方がコンパクトにまとめられており、
NHKの番組もあわせて、まあわかりやすいものでした。
またこの本・番組では、老子の弱さというか、
人間くささの面があったことについても触れられており
近親感が持てました。
できればテレビ番組とあわせてみると面白いと思います。
☆は8つぐらい付けたいくらいです。