ひとつ屋根の下の : 3 アクションコミックス の感想

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参照データ

タイトルひとつ屋根の下の : 3 アクションコミックス
発売日2014-08-29
製作者藤こよみ
販売元双葉社
JANコード登録されていません
カテゴリ » ジャンル別 » コミック・ラノベ・BL » コミック

購入者の感想

Fateの同人誌時代からのこの作家さんのファンです。
その為、少し甘い判定をしているかも知れませんが、なるべく冷静に書きます。

奇跡の様に素敵な最終巻でした。
藤先生の作品は「このこここのこ」も「ヤシコー初代生徒会」も

「ええっ?!ここで終わっちゃうの?!まだまだ話が膨らませられるのに!…でも…終わり良ければ全て良し!」

みたいな「面白いのだけど…もう少し読みたかったのに…」
と言う様な微妙なモヤモヤが残る事が多かったのですよね。
キャラやストーリーが魅力的なだけに、一層、そう感じると言うか。

でもこの作品は違います。綺麗に終わった全三巻です。
「もっと読みたい!いやでもこの作品はここで終わるから良いんだ!大団円ありがとう!」
みたいな気持ちになります。

今までに張られた伏線はほぼ綺麗に回収され
読者が恐らく見たかったものは全てエピローグに詰まっています。
本当に素晴らしいです。

一番素晴らしいのは「責任」と「希望」がちゃんと描けているのですよね。

この3巻で大きな困難を乗り越え、もはや年相応の性欲が出てしまい、必死な久太
同じ気持ちはあるけど自分の取った行動に対する「責任」と、その先の「未来」が見えており悩む、りり姉ちゃん
そのすれ違いが、ケンカになったり、ピンチを招きますが、その為に彼女のとった行動が本当の希望と未来に繋がり
ヒロインに引っ張られていた少年は、ヒロインの腕を引き先導する大人になる…

本当に王道の「ヒロイン年上もののラブコメ」です。
年齢差もありますが、この年齢だと、女の子の方が遥かに物事を現実的に見ている事が多いので
その描かれ方が「本当に上手いなあ!」と感心してしまいます。
…いや、まあ、本質的には久太は尻には敷かれているのですが(笑)

他にも嫌なキャラとして描かれていた方々にも、ちゃんとした理由があり
その方々にもエピローグで希望の未来が提示されています。

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