必殺仕事人 2014 [Blu-ray] の感想
参照データ
タイトル | 必殺仕事人 2014 [Blu-ray] |
発売日 | 2014-12-26 |
監督 | 石原興 |
出演 | 東山紀之 |
販売元 | ポニーキャニオン |
JANコード | 4988013091689 |
カテゴリ | TVドラマ » 日本のTVドラマ » ジャンル別 » 全タイトル |
購入者の感想
必殺・新章の幕開けに相応しい秀作でした!
【脚本】
必殺らしく、時事問題を早速テーマに盛り込んでおり、冒頭から結構いい雰囲気で話に引き込まれます。
中盤以降も、裏稼業が表稼業になる斬新さと、リュウが仕事人になるまでの、定番だけどそれゆえに共感できる生い立ちなど、面白い題材と見どころのオンパレードです。
また、必殺の不変のテーマでもある、仕事人たちの「両肩にへばりついて離れないもの」にも焦点が当てられ、久しぶりに小五郎たちの心情が描かれているのも見どころの一つです。
(余談)
脚本の寺田さんは、回によって当たり外れがあるというか、テーマや題材など、全体としては面白いけど、細部が雑だったりすることがある、という方なのですが、今回に関してはほぼほぼ当たりと言っていい内容でした。
【演技】
東山さん、松岡さん、和久井さんの演技は回を重ねるごとに板についてますし、何より高橋英樹さんの存在感が圧倒的!高橋さん一人いるだけで、話にメリハリと締まりができます。
幕府の面々を演じる中村さん、岡田さん、橋爪さんの演技合戦も見応えがあり、御三方の織り成す権力争いの構図は、見返すたびに解釈が深まります。
新仕事人・知念くんの演技に関しては、初必殺としては、まあ上出来かと。今後の成長に期待ですね♪
【演出】
石原監督の「静」を活かした演出や、小道具・衣装にも焦点を当てるカット割りは健在で、殺陣もヘンに派手過ぎず(だからといって物足りないものでもなく)、あくまで「闇から闇へと葬る」仕事人らしい見応えがあります。「殺し」のシーンに至るまでの過程がしっかり描かれていることも、見応えに繋がっています。
【総括】
時代劇だからできる新しい挑戦と、昔から受け継がれてきたものの継承。この両者が絶妙に融合していると言えます。
見て損はないどころか、おつりが返ってくるぐらいだと思います!
【脚本】
必殺らしく、時事問題を早速テーマに盛り込んでおり、冒頭から結構いい雰囲気で話に引き込まれます。
中盤以降も、裏稼業が表稼業になる斬新さと、リュウが仕事人になるまでの、定番だけどそれゆえに共感できる生い立ちなど、面白い題材と見どころのオンパレードです。
また、必殺の不変のテーマでもある、仕事人たちの「両肩にへばりついて離れないもの」にも焦点が当てられ、久しぶりに小五郎たちの心情が描かれているのも見どころの一つです。
(余談)
脚本の寺田さんは、回によって当たり外れがあるというか、テーマや題材など、全体としては面白いけど、細部が雑だったりすることがある、という方なのですが、今回に関してはほぼほぼ当たりと言っていい内容でした。
【演技】
東山さん、松岡さん、和久井さんの演技は回を重ねるごとに板についてますし、何より高橋英樹さんの存在感が圧倒的!高橋さん一人いるだけで、話にメリハリと締まりができます。
幕府の面々を演じる中村さん、岡田さん、橋爪さんの演技合戦も見応えがあり、御三方の織り成す権力争いの構図は、見返すたびに解釈が深まります。
新仕事人・知念くんの演技に関しては、初必殺としては、まあ上出来かと。今後の成長に期待ですね♪
【演出】
石原監督の「静」を活かした演出や、小道具・衣装にも焦点を当てるカット割りは健在で、殺陣もヘンに派手過ぎず(だからといって物足りないものでもなく)、あくまで「闇から闇へと葬る」仕事人らしい見応えがあります。「殺し」のシーンに至るまでの過程がしっかり描かれていることも、見応えに繋がっています。
【総括】
時代劇だからできる新しい挑戦と、昔から受け継がれてきたものの継承。この両者が絶妙に融合していると言えます。
見て損はないどころか、おつりが返ってくるぐらいだと思います!
激闘編の時にテコ入れの為に念仏の鉄復活を乞われた山崎努はそれを拒否した。至極当然。当たり前だ。
同じ役はやらないという山崎努の役者としてのスタンスがあったにせよ(仕置人は例外中の例外)、もしあの時
「仕事人」に念仏の鉄が復活しちゃってたらと考えてほしい。
最高傑作と称される「新・仕置人」まで泥にまみれかねない(なんだアレ生きてたのかよ〜)。
そのかわりに壱(柴俊夫)が登場した。かえって壱でよかったと思う。映画での死にっぷりも含めて。
安易な復活は考えないでほしい。秀や勇次、TV版では死んでない政、竜も出なくてよい。
むしろ彼らは出過ぎだった。当時はうんざりしてたものだ。いくらなんでも使い回し過ぎだ。
同じ主水シリーズである「仕事人」で、夜鶴の銀平やかげろうの影太郎がどれだけ目新しく新鮮だったか。
念仏の鉄に見るまでもなく「しばらくだったな八丁堀」がカッコイイのは最初の1回までなのである。
「仕事人」のひかる一平も、大沢樹生も、「始末人」のトシちゃんもそもそもジャニーズだ(った)から、いまさら
ジャニーズどうこうとは言わない。例え仕事人全員がジャニーズだったとしてもw
面白くないのはジャニーズのせいではなく脚本なのだ。小五郎も涼次もダメな脚本に動かされている。
昔から必殺は現場で、スタッフみんなが台本に「なんだこれは!」「こんなつまらない台本よこしやがって!」と
ディスカッションしながらああでもないこうでもないとどんどん脚本を書き換えてイイモノを作っていくのが伝統
だったらしいが、そんな職人気質や暇?余裕?が失くなってしまったのか、現場も世代交代が進んじゃったのかなと
いう気もする。とはいえ監督は必殺の名カメラマン石原興であり、そこらがどうも納得出来ないところだ。
それでもジャニーズ仕事人には期待している。どうか思い出してほしい、エリマキトカゲやルービックキューブ、
ピラミッドやタイムスリップが出てた頃の悪ノリし過ぎ、調子乗りすぎの必殺を。まさかアレが観たいのか?
プロデューサーが得意になって「秀がスーパーマリオになります!」とのたまわったあの必殺を観たいのか?
同じ役はやらないという山崎努の役者としてのスタンスがあったにせよ(仕置人は例外中の例外)、もしあの時
「仕事人」に念仏の鉄が復活しちゃってたらと考えてほしい。
最高傑作と称される「新・仕置人」まで泥にまみれかねない(なんだアレ生きてたのかよ〜)。
そのかわりに壱(柴俊夫)が登場した。かえって壱でよかったと思う。映画での死にっぷりも含めて。
安易な復活は考えないでほしい。秀や勇次、TV版では死んでない政、竜も出なくてよい。
むしろ彼らは出過ぎだった。当時はうんざりしてたものだ。いくらなんでも使い回し過ぎだ。
同じ主水シリーズである「仕事人」で、夜鶴の銀平やかげろうの影太郎がどれだけ目新しく新鮮だったか。
念仏の鉄に見るまでもなく「しばらくだったな八丁堀」がカッコイイのは最初の1回までなのである。
「仕事人」のひかる一平も、大沢樹生も、「始末人」のトシちゃんもそもそもジャニーズだ(った)から、いまさら
ジャニーズどうこうとは言わない。例え仕事人全員がジャニーズだったとしてもw
面白くないのはジャニーズのせいではなく脚本なのだ。小五郎も涼次もダメな脚本に動かされている。
昔から必殺は現場で、スタッフみんなが台本に「なんだこれは!」「こんなつまらない台本よこしやがって!」と
ディスカッションしながらああでもないこうでもないとどんどん脚本を書き換えてイイモノを作っていくのが伝統
だったらしいが、そんな職人気質や暇?余裕?が失くなってしまったのか、現場も世代交代が進んじゃったのかなと
いう気もする。とはいえ監督は必殺の名カメラマン石原興であり、そこらがどうも納得出来ないところだ。
それでもジャニーズ仕事人には期待している。どうか思い出してほしい、エリマキトカゲやルービックキューブ、
ピラミッドやタイムスリップが出てた頃の悪ノリし過ぎ、調子乗りすぎの必殺を。まさかアレが観たいのか?
プロデューサーが得意になって「秀がスーパーマリオになります!」とのたまわったあの必殺を観たいのか?