PSYCHO-PASS サイコパス 2 VOL.1<初回生産限定特典/スペシャルイベントチケット優先販売申し込み券> [Blu-ray] の感想

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１期のサイコパスは繰り返し見ましたが２期は期待はずれの出来でした。
一つ目に霜月監視官のキャラ。目の前の事件を禄に捜査もせずに上司に牙を向け続ける態度、自分の失態を部下の責任に
無理やり転嫁、さらに物語終盤で決定的な事をしでかしますがお咎め無し。しかも朱に楯突く理由が嫉妬とか無能だからではなく、ただ気に入らないから。こんな展開をされると宜野座や志恩のような大人で事件解決に全力を注ぐ人が何故潜在犯認定をされ続けているのか非常に疑問に思います。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　２つ目に朱の超人化とおかしな脚本。
特に体を鍛えているという描写もない朱が１話目から対人ロボット？のような物を軽々と一人で対処します。（あんな危険な物を周りに部下がいたのに何故一人で対処するのか）さらにこの様な状況判断（あたい一人でぶっ殺すからあんたら逃げとき）が２度あります。さらに身長差があり、鍛えているという描写があった○○を一瞬でねじ伏せ手錠をかけた所は呆然としました。
あの描写はなんだったのか・・・朱が殺人機械から機関銃を取り出してカムイを追い、虐殺行為を繰り返している人間を射程距離に捉えて置きながら逃走船を一発も撃たない。何故わざわざ持って行ったのか。
既存の方法ではカムイは逮捕できないと言う権利はないよ朱ちゃん・・その他薬局、地下鉄市民のドミネーター祭り、etc

カムイは１期の槙島やグソンの計画よりも無理矢理感満載で地獄の季節とか言って置きながら自分も何人人殺しに巻き込んでんのかと・・他の捜査員も一緒になってカムイを追い詰める感が無いので緊迫感が無い。
出自設定もファンタジー過ぎて共感出来ませんでした。

最後にグロを見せるだけの描写の数々。例えるなら１期はジュラシックパークやターミネーターのような恐竜に襲われたから、

前作の脚本が虚淵氏だけあって、脚本家や制作会社までも変わったことは結構ショックだった。前作と比較されるのはかなりのプレッシャーだったと思う。正直な感想は「まぁ、こんなもんかな…」。シビュラシステムが穴だらけになり、ご都合主義的な展開が多かったからね。ただし、今後も新しい犯人や刑事課一係のメンバーを取っ替え引っ替えしていけば、劇場版だけなくTVシリーズ化も夢じゃない。ダイヤモンドの原石となった当作品の世界観を、うま〜く調理してくれる新しい作り手さん、現れないかなぁ。