物理[物理基礎・物理] 標準問題精講 五訂版 の感想
参照データ
タイトル | 物理[物理基礎・物理] 標準問題精講 五訂版 |
発売日 | 販売日未定 |
製作者 | 中川 雅夫 |
販売元 | 旺文社 |
JANコード | 9784010340318 |
カテゴリ | ジャンル別 » 教育・学参・受験 » 高校教科書・参考書 » 物理 |
購入者の感想
微積分不使用(一部の解説には使っている)の物理の問題集では最も難度が高い問題集です。
全90問のうち東大が約20問、京大や東大より難しい出題が多い東北大・東工大・阪大・慶応などの過去問が10問前後収録されています。(ここ数年は東大の方が難問が多いです)
4訂版との違いは
1解答・解説が別冊になって、問題を読みながら解答が確認できること
2演習問題が無くなり、すべて標問に統一されたこと(総問題数は4問増加)
3(名問の森のように)小問ごとに難易度の目安がつき、自分の実力に応じて取捨選択できるようになったこと
が改良点になりますが、逆にマイナス点としては
4余白が増え、本シリーズの特長であったコンパクトさや持ち運びやすさがなくなった点
があります。基礎問題精講の方が薄くて標準レベルの問題が多いので、そちらに10問くらい移しても良かったと思います。
比較に挙がる問題集として、理論物理への道標(河合出版)と難問題の系統とその解き方(ニュートンプレス)がありますが、
前者は2005年の改訂版では良問が多かった東大模試過去問が無くなり、レイアウトも前半に概念の説明を割いており、問題との連動が図れなくなり使いにくくなりました。
後者は問題が簡単なうえに解答が雑なので、独学には向いていません。
この二つよりは、本書をお勧めしますが、難問が多いですから、名問の森などが解けるようになってから手を出すべきだと思います。
全90問のうち東大が約20問、京大や東大より難しい出題が多い東北大・東工大・阪大・慶応などの過去問が10問前後収録されています。(ここ数年は東大の方が難問が多いです)
4訂版との違いは
1解答・解説が別冊になって、問題を読みながら解答が確認できること
2演習問題が無くなり、すべて標問に統一されたこと(総問題数は4問増加)
3(名問の森のように)小問ごとに難易度の目安がつき、自分の実力に応じて取捨選択できるようになったこと
が改良点になりますが、逆にマイナス点としては
4余白が増え、本シリーズの特長であったコンパクトさや持ち運びやすさがなくなった点
があります。基礎問題精講の方が薄くて標準レベルの問題が多いので、そちらに10問くらい移しても良かったと思います。
比較に挙がる問題集として、理論物理への道標(河合出版)と難問題の系統とその解き方(ニュートンプレス)がありますが、
前者は2005年の改訂版では良問が多かった東大模試過去問が無くなり、レイアウトも前半に概念の説明を割いており、問題との連動が図れなくなり使いにくくなりました。
後者は問題が簡単なうえに解答が雑なので、独学には向いていません。
この二つよりは、本書をお勧めしますが、難問が多いですから、名問の森などが解けるようになってから手を出すべきだと思います。