サムスンの衰退から見える韓国の問題～韓国の落日～ の感想

病院の待合室で、Kindleペーパーで読みましたが、短時間で直ぐにでも読める内容です。

今までも知っていた内容も有りましたが、韓国経済や社会全体が意外に病んでいることが分かり、少しビックリです。
しばらく前には、職場旅行等で数回は出掛けたりしていましたが、今では韓国には誰も行く人が見当たらず、関心も全く無くなって、昔の「一番近くで一番遠い国」に戻ってしまった様です。

最近の韓国
当然、あれほど頑なな態度ですから、北朝鮮が韓国国内に攻め込んでも、日本国内にさえ被害が及ばなければ、「日本人の大半がほとんど関心が生じない」のも当然と思われます。
もし仮に、北朝鮮が韓国に攻め込み、日本の政府が韓国救済を決定して、自国の自衛隊の隊員を韓国に派遣し、もしも自衛隊員が戦闘で死亡する事態となっては、日本の国民の非難から、今の政府自体が、長く持ちそうには有りません。

そんなことは、韓国も百も承知で、全てを行動している韓国の事ですから、北朝鮮にいくら攻め込まれて、例え滅亡の淵になったとしても、韓国自身で全てを始末し、対応処理して、日本などにホンの少しでも援助等の期待などは、決してしていないと思われますが・・・・・・

災害時の対応
日本の３．１１の大災害時には、韓国からも救援派遣が有った様ですが、帰る時には済まなさそうに「同行の救助犬が行方不明となって、捜査するのに忙しく、救助活動がホトンド出来なかった」と言い訳していたと、一部の週刊誌で報道されておりました。(実際は、なぜ自分だけが！と日本への派遣に、選抜されたのも不満で、放射能による汚染も非常に恐ろしくて、救助、救援活動などは、そのほとんどは対応が出来なかった様です。)

まとめ
よく考えると、本書や加えて週刊誌等で、今の韓国の今回の事件、事故のやりとりや、その後の対応等を見ると、なるほど、なるほど、こうなっていたのか？とうなずかせるリアリティーも十分です。

オマケ

サムスンは韓国で飛び抜けた規模を持つ会社であることは認識していたが、
なんと韓国のGDPの2割を占めている（！）というのは初めて知った。

短い本だが、現在サムスンが抱えている問題点（主に労働環境、後継者問題）が簡潔にまとまっていて良かった。