ニード・フォー・スピード ブルーレイ+DVDセット [Blu-ray] の感想

パクリなどとも言う人もおりますが全くの誤解です。
ニード・フォーシリーズは今から10年ほど前にゲームから生まれた作品です。
そのシリーズは今も続いています。
そしてこちらは初の映画化作品です。

内容はゲームに沿っているので、違和感が全くなかったです。
スポーツカーで公道を走るわけですが、それを「妨害」する
警察車両も色々でてきます。
警察無線の声はゲームの人と同じような気がしました。

個人的によかったと思うのはニトロを全く使わないところです。
なので、よりリアルな走りが繰り広げられるので、本当に終始「走りの映画」という内容です。
ワイルド・スピードは、後半からは戦闘要素が中心になり過ぎているので
純粋に走りを中心にした映画が観たい方にはうってつけだと思います。
ドライバー視点のカットも結構あったので、物凄くスカッとしました。

素人タレントも除外しているので、吹き替えも問題ありません。

というのがこの映画のキャッチコピーでした。
これは少し大袈裟だと思いますが、酷評もありましたので期待して観ませんでしたが、車好きの方はそれなりに満足できる映画だと思います。
ストーリーも悪くなかったです。
最近のもうひとつのカーアクション映画「ゲッタウェイ スーパースネーク」はカーアクションを見せる為だけのストーリーで今一つでした。
ただ、カーアクションはゲッタウェイ… が上だと思います。
(ニード…も最後のレースシーンは迫力があります)
ちなみにゲッタウェイ …の主役マスタングはニード…にもほとんど主役で出ています。
昔はゲッタウェイ …やニード…のようなカーアクション映画が幾つかありましたが、最近は少なくなってしまいましたので、多く作られるのを祈ります。

ゲームではストーリーの無いただレースしまくりの内容だったので映画もあまり期待はしていませんでしたが、ちゃんとストーリーのある内容に仕上がってたしカーチェイスシーンのエンジン音などもかなり迫力ありました。
あのストーリーの無いゲームからよくあそこまでストーリーのある映画に仕上げたなと感心もしました。
ただ、とにかく車のシーンが多く映画の6割ぐらいは車を走らせてます。
とにかく何かとあるとカーチェイスなのでその辺りが賛否両論になるかと思いますが、カーアクション映画なのでそれぐらい車を出してくれた方が迫力もあり良かったと思います。
個人的にはシリーズ化してほしいと思う映画です。