ニチバン カバーフィルム ロールタイプ 35cm×2m CF-400R の感想

ほかのレビューワーの方々と同様に、私も大事な本や貴重な著書の表紙カバー用に購入しました。評判どおり、非常に勝手がよく重宝しています。簡単に傷がついたり汚れたりすることないので、わが愛書たちは劣化することなく、末永く最良の状態を保ってくれるでしょう。他レビューワーの方が別の用途としてキーボードのプロテクションに用いておられたので、小生も刺激され、なんか他にも応用できないかなあ～と考えていたところ、オフィスなどの自室ドアにあるネームプレートの保護に使うというアイデアが想起されました。さっそく本をシールするのと同じ要領でトライしてみたところ『オオ！、素晴らしい出来ではありませんか！！』。ネームプレートがふとした接触からスレたりしていたんですが、このカバーフィルムはしっかりと保護してくれています。わざとツメ程度の硬度のもので引っ掻いても大丈夫でした。くわえてですね、なんともいえないツヤ＝光沢をもかもし出してくれました。なお、知人にもこういう別の使用方法をしている人がいるか聞いてみたところ、室内ドアの硝子に貼っているという人がいました。なんでも子供たちが暴れて硝子につっこんだりするので、ガラスの散乱防止用だそうです。もちろん「ガラス破損防止用シール」がその目的のためだけにちゃんと別に市販されているのではありますが、なるほど、ニチバンカバーフィルムのロールの長さは沢山あるんだから、そういう使い方もあったか！と合点です。本や図書だけでなく、それこそアイデアによってはその応用性のポテンシャルは計り知れません。値段と利便性を秤にかけると、このコストパフォーマンスはグレートの一言に尽きますヨ :)

高校時代、図書係でコレを良く使っていました
・メリット
　　’表紙の劣化を防ぐのは当然ですが、本によってはカバーなしや、表紙の紙質によっては丁重に扱わざるを得ない本もありますよね。コレを貼ることによって、それぞれの本の表紙の質感を統一化でき、余計な神経を使わなくとも良くなくなります。
　　’フィルムは方眼紙に張られている状態で巻かれていますから、あらかじめ必要な分だけを切って使えますし、貼ってる最中も、表紙のタテヨコとフィルムが並行・垂直にきちんと貼られているか、確かめながら貼ることができ、初めて張る人にも親切です。（貼り方は箱に書いてる）
　　’自分にとって一生ものの本を大切にするという想いを込めることができます。本に、より愛着がわいてきますよ。好きな人にセーターを編んであげる感覚でしょうか？？？
・デメリット
　　’表紙質感がマットな感じの本（デスノートの表紙とか）はその質感が損なわれます。テカってるような状態になります。しかも、ちっちゃい空気の粒粒ができてしまいます、こんな本にうまく貼るには、ちょっと熟練を要するかもしれません。耐久性が上がることと引き換えに。
　　’貼ったときはうまくいったと思っても、後で見ると空気溜まりが発生していることがあります。日光に当たるところに長時間放置しないようにしてればダイジョーブです。できちゃったときはぷすっと針をさして空気を抜き、ごく微量の木工用ボンドを穴にちょこっとつけるといいです。乾燥して透明になって穴がわかんなくなります、コレしないと空気黙りがおっきくなってしまいます。大切な本が取り返しの着かなくなる前に！