排除と差別の社会学 (有斐閣選書) の感想
参照データ
タイトル | 排除と差別の社会学 (有斐閣選書) |
発売日 | 販売日未定 |
販売元 | 有斐閣 |
JANコード | 9784641281165 |
カテゴリ | ジャンル別 » 社会・政治 » 社会学 » 社会一般 |
購入者の感想
編者は、筑波大学大学院人文社会科学研究科教授であり、差別をテーマに
幅広い議論が展開されている書籍である。一読した印象では、著者の見解
を広めるというよりは読者に対して、材料と見解を示すことにより、読者
自ら差別に対する関心を持ってもらいたいとの意図が読み取れる。引用文献、
映像資料に対してのコメントも的確であり、本著作を足がかりとして、差別
に関する理解を深めることは十分可能である。特に、障害者を描いた際物
映画として有名な「フリークス」についての切れのいい解説は頷けるもの
であり、この解説だけでも十分読む価値のある本である。
幅広い議論が展開されている書籍である。一読した印象では、著者の見解
を広めるというよりは読者に対して、材料と見解を示すことにより、読者
自ら差別に対する関心を持ってもらいたいとの意図が読み取れる。引用文献、
映像資料に対してのコメントも的確であり、本著作を足がかりとして、差別
に関する理解を深めることは十分可能である。特に、障害者を描いた際物
映画として有名な「フリークス」についての切れのいい解説は頷けるもの
であり、この解説だけでも十分読む価値のある本である。