Pioneer カロッツェリア Air navi 電源ケーブル RD-032 の感想

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私の車にはすでに社外品のカーオーディオとオーディオハーネスを取りつけてあるので、本製品の取付けは非常に簡単で、単にハーネスの「ACC電源」および「車速信号」のケーブル端子にそれぞれ本製品をつなぐだけであっという間でした。
最初は、本製品の電源ケーブルが標準のシガーソケット用ケーブルに置換わるのではなく延長ケーブルのように連結して使う仕様であることに不満を感じていました（ケーブルはダッシュボード裏に押し込めるわけですが全長が長いしソケット部分が大きくて場所を取る）が、よく考えたらこちらのほうがあとあと使い勝手が良いことに気付きました。要するにこれは単なる「シガーソケット用機器の電源をACCから取るアダプタ」なので、エアーナビを使わなくなったとしても、ゴリラなどの他社のナビやレーダー探知機等にもそのまま使えることになります。
私は本来のシガーソケットをUSB充電用に使うためにこの電源ケーブルは大変役立っています。

しかし、車速信号ケーブルのほうはほとんど使用前と違いを感じられませんでした（ナビはAVIC-T07）。設定画面を見て車速パルスが検知されて学習されていることは確認出来ました。本製品を購入する少し前から、念のため近所を走行する時など常に地図を拡大して自車位置のズレ具合などを見ておいたのですが(信号待ち時など）、車速ケーブルを付けたあとでもほとんど目に見える違いはわかりませんでした。

反面、相変わらず高架上を走っている際に下を走っているように勘違いされて案内されることが非常に多いです。つい先日も新東名を走っていたのですが、IC付近でもない一直線上で突然曲がれと指示されて何かと思ったらいつの間にか下の道路を走っていることにされていました。途中までは正しく表示されていたのに唐突にです。もっともこれはGPSのせいかもしれませんが、どちらにせよ車速信号を取り付けたことで「精度が上がった」と実感できたことはなく、「相変わらずだなあ」という印象です。