週刊少年ジャンプ 2014年11月24日号 50号 の感想

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参照データ

タイトル週刊少年ジャンプ 2014年11月24日号 50号
発売日販売日未定
製作者集英社
販売元集英社
JANコード4910299341141
カテゴリジャンル別 » 雑誌 » コミック・アニメ・BL » 少年コミック

購入者の感想

読む人それぞれにとって、作品の意味は異なるでしょうから、一部の側面だけについて。
699話では、ナルトとサスケとの友情の物語が一応決着します。その背景には仲間たちとの友情があるので、なんだか安定していて、一安心といったところです。このあとが最終話なのならば、そこには戦いのあとの平穏な日々がなくてはならないでしょう。
最近では、これは全く別のお話ですが、『鋼の錬金術師』で、再び旅立つ人々が描かれていました。どうなるのか。
700話は、結婚して子どもまでいる主人公たちの日常のお話となっています。
ナルト、サスケは父親なので、父と子の関係がでてきます。
次世代の代表としてのキャラクターであるボルトとサラダについて、忙しくて家にいない親とのふれあいを心から求め続けている子どもの視点がクローズアップされます。
また、ナルトがとても成長していて、火影の役を果たしています。組織のリーダーシップと子どもへの愛情とをともに抱えて生きる姿があるので、これは「父と子」の関係の一つの完成形です。
かつて、江藤淳氏という批評家が同じ批評家の先輩である小林秀雄氏とその周囲の人々との実話をこの「父と子」の視点で分析した評論-これはなんだか推理小説めいたものでした-がありました。青年時に父親を失って、必然的に自分の家族に対しても、周囲の友人たちに対しても「父」の立場をとらざるを得なくなる人物としてとらえたものですが、なかなかの説得力を持っていたものです。
ナルトとサスケについて、ストーリーにより説得力を加える条件があるとすれば、それは、この2人は、実際には自分の親との縁が薄かったという設定です。
理想の父であろうとするナルトの判断がセリフや心の声として散らされているのがなかなか面白いのです。
699の横の軸、700の縦の軸。最後に九尾との関係も新たな言い伝えのコトバとして示されて、大団円また大団円です。
面白かったですね。母と娘の関係、ヒマワリとサラダの母親との会話も洗練されていました。

NARUTO最終回に1,000円以上のコレクター価値を見出せるかどうかが購入の決め手になるだろう。(2014/11/22現在)

艦これで品薄となったコンプティーク2013年10月号を彷彿とさせるが、
発行部数が桁違いであるので、安く手に入れたいのであれば方法はいろいろあるだろう。

NARUTOのセンターカラーは単行本でそのまま再現されるんだろうか。
最終巻であるはずなので、若干は値段上げてでもそのままカラーを再現して単行本にしてほしいと切に願う。

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